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かわたれ美術研究会

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  • from: jun_zoさん

    2010年08月28日 13時47分34秒

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    創造性(続き)

     先日の「創造性」の続きです。前回、創造性、創造力をどう伸ばすかというある大学の先生の話を紹介しました。

     で、そのあと、これもある大学の研究者の話なのですが、学長が「I型ではなくπ型の人材の育成を」というような方針を出したそうです。自分の専門分野以外にも得意な分野を持つように・・といったところでしょうか。

     そのとき、まず現場の研究者はとまどったそうです。というのも、各自の専門分野で最先端を目指しているのに、さらに他分野に目を向けるとなると、集中力が削がれる。その分野でそれまでのピークを突破できない・・・、と。

     それでも、最近は風潮が変わってきたそうで、例えばナノ結晶構造の研究がバイオの分野につながるなど、専門分野のちょっと横を見ると、意外な応用が発見される・・。

     そんな話が続いて、会場で聞いていたY先生がこんなひとことを披露したのでした。
     「頂は一つではない。ピークは無限にある」

     美術にも通じる面白い見方ですね。先生の話は、もう少し正確に、後日またご紹介したいと思います。

     最近、半導体の微細加工などで、光の回折限界という問題があります。光の波長以下の微細加工が困難になってきて、よく言われてきた「ムーアの法則」が成り立たなくなってきた。
     時間軸に対して、半導体の集積密度が倍々に増えていくというようなことを、よくムーアの法則と言いますね。
     
     そこで、最近は「モア・ムーア」とか「モア・ザン・ムーア」など言います。具体的には、近接場光などの新しいメカニズムを使うことも現実味を帯びてきているようです。

     話が脱線しましたが、絵画では昔も今も著名な画家、カリスマ的な画家がいて、「○○の表現は超えられない」とか、「○○先生こそ偉大だ。自分は足元にも及ばない」といった声も聞かないわけではありません。

     大きなピークがあったり、ちっちゃなピークがあったり、いろいろなんだと思います。その登攀ルートを学びつつも、未来は未踏地であり、ピークを目指すのか創るのかわかりませんが、美術の分野で今、筆(ナイフでもマウスでもいいののかもしれませんが・・)を持っている人は、ぜひ、頑張ってほしいものだと思います。



     

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