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かわたれ美術研究会

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  • from: jun_zoさん

    2010年12月05日 01時27分35秒

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    ムカデとヤスデ


     科学と美、数学とはどう関係しているのかなぁ。・・などと考えながら、この一冊をつい、衝動買いしてしまいました。
     数式を使わずに、ムカデとヤスデの歩き方の違い、ミミズの進み方などを例に、最後は雪の結晶の不思議さに迫ります。
     雪の結晶は六角形なのに、なんで、一つひとつ体裁が違うのか・・。山岳や雲のカタチ、森や林、木の葉、花びら・・、いろいろなものに、私たちはなぜ「きれいだなぁ」と感じるのか。共通点は潜んでいるのか。
     もしかしたら、ダビンチ先生なども、そんなことを感じたかもしれません(想像ですが)。
     
     結晶化と複雑化のあいだに、命はあるようになんとなく感じます。新たな生命の誕生ははまさに、愛の結晶。無限に膨張しつづけて冷却してしまうと思われる宇宙の中で、なぜ、命があるのかな。単性生殖する生き物や、バナナみたいに株分けして同じ遺伝子で増やしていくものもありますけれど・・。

    (再生技術も進んでいますが、「私は株分けしてほしくない」・・って、思う人もいますよね)

     遺伝子の4種類の塩基を4つの色だとして、無数の生命が生まれるように、色彩から無限といっていいほど、たくさんの表現がつくれると思いたいですね。

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