「Re:Re:ご無事でしょうか？」
あまり確かなことは言えませんが、
①燃料を②燃料棒、③圧力容器、④格納容器、⑤建物（外壁）で覆う構造で放射能を外部に出さないようにする構造。

そのうち、①、②、⑤が破損したので、残る砦は③と④です。
この2つが破壊されなければ最悪の事態は免れる。

今後、③、④が壊れるとすると水蒸気爆発もあり得るようですが、水素爆発ではないでしょうか。核分裂反応が暴走するチェルノブイリ型の爆発事故には至らないのではないかと思います。

炉内に水を注入中ですが、水が中性子を減速してかえって核分裂反応が進む可能性があり、炉心を安全に冷却できるかどうか、今しばらくが大きな山場だと思います。ホウ素を入れているのは中性子を吸収して核反応を抑えるためです。現場の運転員は今命がけの思いでやっているはず。

現在までに放出されている核物質の影響については、県のモニタリングデータをチェック。判断材料になります。これが跳ね上がるようだと要注意。
http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/dynamic/graph_top.html

③、④が破られると、まず従業員が深刻な被ばく被害を受けざるを得ない。医療機関が準備をしています。現在までの住民被ばくについては、被ばく量が公表されていないため何とも言えませんが、例えば医療で受けるレベルと比べてどうかしっかり迅速な評価が必要です。

炉の冷却に成功するかどうか・・。目が離せません。