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from: jun_zoさん
2012年04月14日 22時43分03秒
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新宿美術研究所
10分ポーズでした。・・・ん〜、不調。まったく集中できていませんね。
アール・ローランの「セザンヌの構図」をちらちら読んでいます。それにしても、セザンヌの研究者って、ずいぶんたくさんいるものですね。「空間構成」をどうするか。
ローランによれば、セザンヌは「ダビンチの『絵画論』に一撃を加えた」とのこと。同著を読んでいると、人体解剖学が「どーのこーの」と言っているなんて、バカみたい・・って、感じもしてきます。
とはいえ、新しいリアリズムもあるかもしれない。ダビンチはDNAが30億塩基対あるなんて、知らなかったわけだ。そのうち2万が遺伝子をコードしているという。交感神経と副交感神経だって、わからなかった。
背景が違えば人間に対する見方、感じ方もまた変わってくる。
もっとも、ダビンチもセザンヌもだいたい60兆個の細胞でできていて、人体の機能は私たちと同じ。希望を抱いたり、失望したり・・、共通することのほうがたくさんありそう。人はそんなには変わらない・・のかもしれない。
話はもどりますが、「空間構成」というのは、研究しつくされたようであもありますが、再考してもいいかもしれない。
ピカソが開いたという「ルソーを讃える夜会」。線遠近法といったそれまでの価値観に一撃をくらわせたセザンヌやピカソ。ピカソがルソーを高く評価したのは、ルソーが線遠近などにこだわらない空間構築をしていたからだという評論もあります。
とうわけで、水平線をひんまげて描いても良さそうだ。遠くのものを近くに描いてもいい。昔の思い出を未来の風景に組み込んでもいい。
絵画は自由を手に入れた。アカデミーの枠の中で我慢する必要はない。
ただ、選択肢が広がった分、どこに一歩を踏み出すか。過去のトレースでは面白くないですよね。やはり、失敗してもいいから足跡のない場所に、ズタッ・・と一歩を踏んでみたい。
(・・長文、すみません。ヨッパで足を踏み外しています。谷底に転落だ〜。)
(>_<)/^^^^^^^
コメント: 全2件
from: kanariさん
2012年04月16日 21時37分47秒
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「Re:新宿美術研究所」
今、六本木でセザンヌ展やってますね。6月11日までです。5月のかわたれ展の出品作が描き終わるまではお預けです。 何故なら今描いてる絵はおよそセザンヌばなれしているから。ここで自分の物の見方の根底を覆されたくないから。 違いは解ってるし 頭では割り切ってるけれど 視てしまうと 何らかの影響が出てしまうし、それが怖いのです。
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from: jun_zoさん
2012年04月17日 03時30分59秒
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「Re:Re:新宿美術研究所」
>違いは解ってるし 頭では割り切ってるけれど 視てしまうと 何らかの影響が出てしまうし、それが怖いのです。
変化を恐れてはいけない・・・なんてね。
と言うより、1枚の絵で何もかもできないですよね。
同時に二つの山は登れない。
コツコツ、一つひとつ積み上げていけばいいのではと思います。
「具象も描きます、抽象も描きます、ぼくは二刀流です」と
自慢気にしていた人もいましたが、何か違和感を感じました。
いろいろ試してみることは、もちろん重要。
画風がいろいろ変わることがあっていい。
ただ、「あれもできる、これもできる」と
表面的なところで自己満足していたとしたら
作家としてどうか・・。
不器用でも手にした問題をしっかり掘り下げて探究してみる。
失敗の中からも学んでいく。
そんな姿勢が大切ではないか。
できれば、真実を描きたい。
表現方法の問題も大きいことは確かだけれど、
主題、動機・・、伝えたいことがあるのなかないのか、
自分が画家である、作家であると思うなら
そこもまた大切な課題ですね。
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mao、