かわたれ会会長から独立展の招待状を頂いたので乃木坂までいって国立新美術館寄りの地下鉄出口までいったら休館日であることに気が付いた。
よくみると23日は休館日とチケットにかいてある。

さて、おばかなカズキ君はこのあとどうしたでしょう。

1番　六本木ヒルズにいってホリエモンの足跡を探究した。
2番　東京ミッドタウンにいってガーデンテラスでおしゃれなフレンチのランチ
3番　麻布十番までぶらぶらして温泉にはいった。

正解は全部はずれでした。「東京ミッドタウンには行ったがあまりの巨大さになじめず、なにか安くてうまそうな店はないかと麻布十番までぶらぶらして発作的にブイトーニの直営店でボンゴレビヤンコのパスタ680円也を食べて（アルデンテでうまかった）やきとんのアベちゃんが健在なのを見届けてから南北線と丸の内線で新宿に向かった。」が正解でした。

しかしミッドタウンには驚きました。防衛庁の跡地ってこんなにでかかったのか。
知っていたはずの町の中に新しい街がもうひとつ産まれてしまったみたいな違和感を
おぼえました。中高一貫の進学校の、弱い弱いスキー部の、雪上より陸トレに励む部員という、ものすごく無駄な事をしている10代の頃、あたしゃ、このへんを汚いトレパン姿で走りまわっていたのであります。悪い先輩はランニングの途中でフケテどっかでお茶したりしていました。

独立が終わらないうちにもう一回六本木に行かねば。今度は夕方いってあべちゃんで
ビールを飲もうかな。誰か一緒に行かない？

下は５分ポーズ。背中側から、顔に集中してみました。

下は国立新美術館の３階からの眺め・・。
古いＳＦ映画を思い出すような・・・。

　・・本日、アクセス数が今の時点で514件です。

下の作品で果物の部分を拡大した画像。
マチエールのようすが、少しおわかりいただけると思います。

写真は、先日、福岡と東京を往復したときに
機内にあった広報誌です。

　表紙の絵が堀越千秋画伯の作品でした。

今日、制作しながら新しい発見をしました。ん十年目にして気づいたたしだいで、他の方は既に常識なのかも知れませんが。

高校卒業後、１８歳で上京して、美術予備校に通いました。
「ど○た美術学院」と呼ばれるところで、当時のそこでのデッサン論は過激でした。自分の理解を超えており、正直、ついていけなかった。なにしろ、立体感を出すことは完全否定され、陰翳をつけることを禁止された。そういう描き方もあるのだなどと、大様に理解する余裕などなく、僕はさっさとそこをやめました。

今だったら理解できる。しかし１８，９の画学生にそんな描き方を
押しつけるのもどうかと。ど○たは、その描き方で合格率が急落し、
数年後には描き方を改めたようだが。

立体感を出すのは難しい。しかし画面の平面性を出すのも、また難しい。今日、ようやっとそのコツみたいのを体得したような気がします。たぶん、明日から描き方がちょっと変わるかも、ね。

こちらは、20分ポーズ・・。
光が南北から入って、描きにくかったです。

新宿美術研究所で描いた素描。
５分ポーズでした。

12月の展覧会に向けて制作中です。190センチ四方の
パネルです。最近はこの大きさにも馴れてきました。

描きたいように描く。という言葉に、本当はひとつ付け足さなければ
と思いつつ、心に押し込んでいます。描きたいように描く、描きたい
時に‥‥‥。でもそう言ってしまうと怠け心が勝ってしまいそうで。
生活にかまけて、描く時間がどんどん削られるのを、内心イライラと
して過ごしています。しかし、絵を描くよりも酒を飲んでいる時間の
方がはるかに長い僕でした。