残暑お見舞い申し上げます。まだまだ暑い日が続きますが、どうお過ごしでしょうか？僕は公募展の締め切りが一月後に迫り、少々焦っております。二枚目も完成していないのに、とりあえず三枚目に手をつけたところです。それと、自分のところの団体のホームページが新しくなり、アドレスも変わったのでお知らせいたします。よろしくお願い申し上げます。

http://doniti.cocona.jp/

ドライフラワーの素描。まだまだ途中段階です・・。なかなか進みません。

　下地作りをコツコツ進めています。写真は、市販のマチエール用の砂です。すり鉢で少し細かくしています。前回、そのまま使ってみて、やや目が粗くなったように感じました。

　マチエールを作るためにいろいろ混ぜるこについて、ムンクは否定していたようですね。何となく、邪道のような感じがしなくもありませんが・・。
　
　ムンクの場合、屋外にアトリエを作り、作品を風雨や雪にさらしていたというから驚きです。
　「良い絵はちょっとやそっとで駄目になりはしない。貧弱な絵に限って小ぎれいにして、金の額に入れてやらなければならなくなる」と言いながら、絵を蹴飛ばした・・とのこと。「荒治療」と称したそうです。
　もっとも、この「荒治療」には、表面をつや消しのフレスコのような状態にすることが一つ、さらに時間の要素を取り入れる目的があったといわれています。

　今日、国立国際美術館（大阪・中之島）で「モディリアーニ展」を見てきました。油彩・素描合わせて150点。これだけ点数がまとまり、素描まで出るのは珍しいかもしれません。
　その意味では、モディリアーニの全体像がざっくりとつかめる構成。初期の作品から独特の首長の肖像画群まで、流れを追うことができます。モディリアーニの支援者、関係した画商などの肖像もあり、作家の人生が伺える興味深い展示といえます。（９月15日まで）

　初期の作品は、何となくムンクのような雰囲気も感じました。接点があったのかどうか・・。

　昨日、仕事で営業に出たついでに「ぎゃらりぃサムホール」へ寄ってきました。

　展示はしていませんでしたが、１時間近く画廊主のＩ氏と四方山話。フェルメール展を公開前に見てきたとのこと。カタログを見せてもらいました。

　「フェルメールが描いた室内を再現した展示があれば良かったのに・・」とのお話でした。
　

私が時々行く新宿美術研究所も８月は夏休み。
クロッキー科も含めてすべてのコースがお休みです。

午後、研究所に寄ってＳ所長と雑談。
アトリエで最近の作品を何点か見させていただきました。
10点近く並べて、「どれが良いと思いますか」と聞かれたので
率直な感想をお話しさせていただきました。

　同じモデルさんでも、作品の出来栄えはずいぶん違う。
　緊張感を感じさせる作品もあれば、
　まとまり過ぎたせいか、硬くなっている感じの作品とか・・。

　来月、また続きを拝見するのが楽しみです。