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from: 謎のみっしょんすくーるさん
2007年04月19日 12時27分53秒
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4月19日木曜日
3度目はLong good-bye
神戸忠雄
第1章 才能との出会い
(二)
彼女はミュージシャン志望で,いわゆるシンガーソングライターを目指して入学してきた。彼女は,高校時代から,ピアノの弾き語りで高校の学祭レベルで活躍していたようであった。だが,所詮学祭レベルであろう,と私は冷めた目で見ていた。
彼女とは,たわいもないことなのであったが,一度目の授業からぶつかり合った。彼女は自分のことを名前で呼んで欲しいという強い希望があったようで,出席を採るときにでも「名前で呼べ」と我々教員に要望していたのだ。私以外の教員は,彼女に従って名前で呼んでいたようだ。しかしながら,私は絶対に彼女を名前で呼ばなかった。別に意固地になっていたわけではないが,教員が学生に対して名前で呼ぶのは馴れ馴れしくなってしまい,教員と学生との関係ではなくなってしまいそうで,適切な指導ができなくなってしまうのではないかという正直な気持ちであったからだ。
そんなぶつかり合いもあったが,彼女の才能を垣間見たのは,1つ目の課題を提出してきたときのことであった。1つ目の課題は,毎年,自由課題にして,その学生の作詞の程度を図り採り,その学生の指導方針を決定していた。その課題で,明らかに今までの学生とはレベルが違い,課題のプリントから強いメッセージが伝わってくるのであった。
毎年なら,変わり映えのない作品ばかりが提出され,正直,面白くも何ともなかった。ようは,学生の中から作詞家が出てくるとは到底思えない程度の作品しか出てこなかったのであった。しかし,彼女の作品は,別格であったのだ。特に心理描写がすばらしく,人間の内面性がすべて表現され尽くされているといった感じであった。きっと感情豊かに育ってきたのであろう。彼女を何とか育てたい。場合によっては私の持っているすべてを授けてもかまわないと思ったのであった。
*=*=*=*=*
今日も,授業が終わり下だ,東京へ行かなければならない。
そして徹夜で朝一の飛行機で帰ってくる。。。
最近このパターンばかりだな。
大丈夫かな?
ま,大丈夫かなと思っているときは,まだ問題ないでしょう。
きっと。。。-
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