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みっしょんの戯言

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  • from: 謎のみっしょんすくーるさん

    2007年04月25日 16時04分13秒

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    4月25日水曜日

       3度目はLong good-bye

               神戸忠雄

     第2章 1度目のgoodby

       (二)

     大学を辞めたらどうなるのか。藝術の才能に限界を感じて大学の教員になったのだから,今更,現役の作詞家に戻れるはずがない。そんな葛藤が頭の中を駆けめぐっていた。どうすべきなのか。正直,その時は,思考が悪い方へ悪い方へと進むしかなかった。その結果,才能のない藝術家が陥るパターであろうか,ドラッグへの依存を考え始めた。軽いモノであれば大丈夫なのではないだろうか。そんな甘い考えしかできなかったのである。
     私は,ドラッグの密売で有名な,とある商店街に足を運んでしまった。先入観があったからかも知れないが,その商店街を歩く人たちは,目が虚ろなのにも関わらず何かハイな感じがした。私もこうなるのであろうか。少し不安がよぎり,右目がくるくる回り左目が左右に揺れ,この商店街を歩いているだけで吐き気がしてきた。

     そんな時であった。歩いていた前方で見覚えのある女性が,数人の男女に囲まれて無理矢理何かを飲まされそうになっていた。そう,その女性は,私の教え子の中で,唯一私がアーティストになれると信じた彼女であった。私は,とっさにその輪の中に走って入って行った。
     「何だよ,この男」そういわれたと同時に,彼女の周りにいた男女から物凄くきつい視線が集まってきた。
     「俺の女なんだ。返してくれ」とっさに出た言葉であった。そんな発言をした瞬間に,周りにいた男女は,私の腹や背中,そして下半身など衣服を纏っているところを中心に殴り,蹴ってきた。こいつらプロだな。そう感じた。顔を殴らないのがその理由だ。顔を殴っていたら,万が一警察官が近づいてきた時,見た目で暴行しているのが判るために,言い訳できないからである。そんなことを考えながらも,ただ殴られ,蹴られっぱなしであった。いわゆる袋状態であった。
     何発何十発殴られたであろうか,何回何十回蹴られたであろうか,とにかくただ耐えていただけであった。10分ほど経った時であろうか,周りに人が集まってきて,見せ物状態になっていた。周りの野次馬もドラッグをしているためか,指笛や,「もっとやれ」とかの言葉しか聞こえなかった。ただ,その集団に気づいた警察官が,割って入ってこようとしたため,私を殴っていた連中は「チェッ,自分の女だったら,タンスに仕舞っておけ」と吐き捨てて逃げていった。多分,殴られ蹴られていた時間は,総時間にして15分程度であったであろうか。きつい状態ではあったが,学生時代にラグビーをやっていた杵柄であろうか,あるいは多少贅肉が付いていたためであろうか,何とか耐えることができた。

    *=*=*=*=*

    今日は,実験系の作業をした。そのため体が疲れた。
    ちょうど,精神的にバタバタしていたので,頭ばかりが疲れていたため,ちょうどバランスがとれそうである。
    まあ,でも,時間が足りないな。

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