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from: 謎のみっしょんすくーるさん
2007年05月13日 22時00分21秒
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5月13日日曜日
今日の仕事も,ようやく終わって家に着いたところだ。
今晩はゆっくり寝よう。
さて,今日は汽車で1時間半ほど行ったところでの仕事であった。
行きは,仕事の準備があったので,汽車の中で仕事の予習をしていた。しかし,帰りは暇だったので,立ち寄った本屋で買った石塚真一氏の「岳」というマンガを読んでいた。
汽車の中ではあったが,泣いちゃった。。。
ちと,昔を思い出しちゃった。。。
マンガ自体は,山のレスキューボランティアが主人公で,レスキューされる側の人間模様と,主人公やその周辺の人間模様が描かれているのであるが,一応,クライマーである(あった?)私としては,非常に共感できるところが多く,本当に泣けるマンガであった。
実は,私も山で友人(男)を亡くしている。
バイク仲間で,私が誘った雪山スキーで,一寸した事故に遭い,残念ながら亡くなってしまったのだった。
あの時,私は,骨折したと思われる友人を置いて,単独で下山したのだ。下山してすぐに警察に駆け込み,捜索をお願いしたのだが,見つかったときには,友人は帰らぬ人であった。
私は,何度か雪山に登っていた。
しかし友人は,ゲレンデスキーは達者であったが,雪山スキーは初めてで,雪山の怖さを実感していなかったようだ。
もちろんのこと,友人の両親からは責められ,何年も辛い状態が続いたのだった。毎年のように墓参りには行くが,両親と出合ってしまったときには,お供え物をすべて投げ捨てられる状態で,本当に辛いモノだ。未だに友人の両親とは和解していない。
そんな出来事があった後,私はバイクは乗らなくなったし,雪山にも登らなくなった。登るのは,単独行の夏山だけだ。
その過去を想い出しながら,読んでいたため,汽車の中という人前ではあったが,ぼろぼろ泣きながら読んでいた。。。
私は,昔を想い出すことはあまり好きではない。
なぜなら,その人にどんな過去があっても,これからが重要なわけで,そんなモノは関係ないと考えているからである。
特に,周囲の人間の過去は気にしては絶対にダメだ。どんな過去があっても,それを抱き込んで,すべてを許さなければならないのだ。
そう,人間は,過去な気にしてはいけないのである。生きていく上では,これからが大切なだけである。
しかし,今日は。。。
今晩も友人の好きだったバーボンを呑みながら,布団の中で泣こう。今晩だけは許してくれるよな。。。友よ!-
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