サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 謎のみっしょんすくーるさん
2007年06月19日 20時38分28秒
icon
6月19日火曜日
3度目はLong good-bye
神戸忠雄
第3章 2度目のgood-bye
(三)
夢の中,私は,自己破産していた。
アパートの中にあったオーディオ機器やレコード盤など,オークションに出せばそれなりの価値があるものを,赤紙が貼られ,最低価格が記載された。また,ベッドや洋服ダンスから,割れかけていた食器まで,すべてが否応なしに引き取られた。
管財人が出て行った後,空っぽになったアパートで途方に暮れていると,アパートの管理人から追い出され,最低限の身ぐるみ以外をすべて剥がされた状態になってしまった。
そんな夢を見終わって起きたとき,日は暮れて,部屋の中も半闇の世界に包まれていた。昨晩から消し忘れていた,枕元にあった読書灯が小さく揺れていた。ひょっとしたら,小さな地震でもあったかも知れない。
ベッドから起きあがったとき,夢とはいえ,あまりにも遠く離れた世界のこととは思えなかったため,部屋の中を見渡して,オーディオ機器やレコードが,すべて整っていることを確認した。そして,すべてがあることを確認したとき,ようやく胸をなで下ろした。
働かないとな。
そんな思いを強く感じた。世間は夜になっていたが,職安に向かった。
もちろん,時間的に職安は閉まっていたが,マイクロバスが数台止まっていた。そのバスに乗り込もうとしている人に聴いてみると,仕事の現場に向かうバスのこと。私は一緒にバスに乗り込んだ。バスの中では書類が配られた。そこには,現場での怪我の責任に関する注意事項などが書かれていた。その書類を読んでいると,「早くサインをしないか」と急かされ,書類もろくに読まないうちに,勝手に最後のページを開かれ,ボールペンが渡された。「日本人らしい名前にしろよ」と,きつい目線で急かされたため,私はバスの中を見渡した。すると,確かに外国人らしい労働者達が多かった。私は,本名とは日本人らしい別の名前を記載し,きつい目線の人にそのまま渡した。
バスは,2〜3時間ほど走ったとき,ようやく止まった。辺りは山の中で,何かの工事現場であった。私は,きつい目線の人に言われるがままバスを降り,そのままスコップを持たされた。
*=*=*=*=*
ふぅ
今日は今一体調が悪い。。。
なんだかな〜
ダメだな〜
やっぱ,体にガタが来ているのかな?
もうダメなのかな?
ま,なるようになれだ。
というより,なるようにしかならないのだ。
なったときは,なったときだ。
あきらめよう
ふぅ-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件