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from: 謎のみっしょんすくーるさん
2008/05/23 03:45:27
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追記:aikoさんの「秘密」考-その2
aikoさんの「秘密」に関する一考! 第2弾
「二人」
この曲に関しては,シングルが発売されたときに述べた。その時は,あくまでもシングル3曲の中でのイメージだった。
では,アルバムに入ってきて,どうであろうか?
「You & Me both」に続くことによって,より「二人」のイメージが膨らんでくるのではないだろうか。CDのリスナーが感じる,それぞれの「二人」を思い浮かべられるように変化したのではないだろうか。
ラジオ放送(NHK サウンドストリート21)で,aikoさんが「二人」について,次のようにいっていた。
「二人には,いろいろな『二人』があると思う。だから,それぞれの『二人』を思い浮かべて聴いて欲しい」と。。。
そもそも,創作活動とは,作者が何らかの状態で公表したら,その時点で作者の手からは離れてしまい,受取手(リスナー,読者,視聴者など)が,それぞれに判断して,受取手の解釈が正しい解釈になるものだ。
ようは,作者がどのような意図で創作したとしても,受取手が思い浮かべた解釈が一番正しいものになるのだ。もし,受取手の解釈が十人十色になったとしてもだ。
さて,アルバムの中での「二人」であるが,永遠に続く「あなたとあたし」とのストーリーの始まりである。「二人」の出逢いのお話とでもいうべきであろうか。
aikoさんが,インタビューで「二人」の中に出てくる「観覧車」は,「エキスポランドだ」と発言している。そう考えると,まだ大阪にいた頃の出逢い。。。と解釈すべきであろう。
情景としては,屋外での「二人」の行動と心理的な葛藤であろう。ひょっとしたら,出逢って間もない「二人」なのかもしれない。
そんな「二人」の出逢いについて,「あたし」からの気持ちが込められているのではないだろうか。まだ,aikoさんが大阪にいた頃,FM大阪のラジオ放送などで「自分のことに自信がない」とよくいっていた。そんな自信のなさが表現された「二人」の出逢い。。。
ここから始まるアルバムタイトル「秘密」の始まり。。。
そんな曲だと感じられる。
曲風については,シングル発売時に記載した内容を参照していただきたいが,特徴としては,やはり,最初と最後のドラムのクレッシェンドだろう。
最初のクレッシェンドは,これから始まるぞ〜 という表現であり,最後のクレッシェンドは,まだまだ続くよ。。。と
やはり,「You & Me both」と「二人」とを連続させることによって,深みが出てきている。本当に素晴らしい曲順であろう。「二人」が際立ったナイスなチョイスであろう。
なお,この2曲は,今回の「LLP 11:Love Like Pop vol.11」のオープニングでも,MCを入れずに,連続して歌われている。2曲併せてオープニングというべきであろう。
この「二人」考は,あくまでも謎のみっしょんすくーるの主観による一考察です。また,著作権の関係から,歌詞を掲載することはしておりません。微妙に単語を代えたりしています。あしからず。
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