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from: 謎のみっしょんすくーるさん
2008/05/30 17:45:48
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追記:aikoさんの「秘密」考-その6
aikoさんの「秘密」に関する一考! 第6弾
「秘密」
タイトルチューンの「秘密」に込められた意図は?
aikoさんは,「aiko bon」で,「アルバムのタイトルチューンは,特別な意味を持たせてしまうような気がする」と述べている。今までは,アルバム「夏服」の隠れボーナストラックとしての「夏服」が唯一のタイトルチューンである。しかしながら,あくまでも隠れボーナストラックである。そう考えると,この「秘密」が初のタイトルチューンといっていいだろう。したがって,この初タイトルチューンに込められた曲に,アルバム全体のテーマが隠されているはずであろう。
アルバムとして,「あなた」と「あたし」との出逢いが,展開してきたのであるが,「秘密」では? いとおしい「あなた」と別れてしまった。だけど「あたし」のことを思い出して欲しい。。。そんな気持ちが込められている。
この「秘密」には,「二人」,「横顔」といったタイトルの単語が利用されている。きっと,この単語にそれぞれの曲がリンクされているのではないだろうか? そう考えると,冒頭に「僕」というも出てくる。この「僕」は「キョウモハレ」の「僕」であり,「あなた」と「あたし」のそれぞれが,別のことに向かってしまった。ただ匂いだけが残っている。「あたし」の「秘密」は「あなた」に伝えられたのであろうか? 結局別れてしまったのは確かであろう。ただ,お互いに好きなままで。。。
情景としては,やはり室内であろう。室内で二人の「秘密」の想い出を。。。そんなイメージではないだろうか。
曲風については,aikoさんの伸びる高音域が上手くのった主旋律が印象的である。特に,タ ターン タンのメロディーでターン部分にアクセントがくるのだが,そこにファルセット気味の高音部を設けて,aikoさんの声質が効果的に伸ばされている。ただ,この手法は,クラシック的な手法であり,ノーマルな曲風といえよう。aikoさんは,今まで,斬新的なコードラインに,不思議なメロディーを作曲していたが,この「秘密」だけでなく,アルバム全体的にノーマルな作曲手法を採用している。
アルバムの主題である「秘密」の隠されたテーマは。。。「親指」という単語に注目してみた。aikoさんの曲に「親指の使い方」という「あたし」が「あなた」へ「ごめんなさい」と謝る曲がある。その気持ちを握りしめて欲しい。そんな気持ちが込められているような気がする。やはり「あいしてる」のだと。。。
この気持ちがアルバム全体のテーマなのではないだろうか。
この「秘密」考は,あくまでも謎のみっしょんすくーるの主観による一考察です。また,著作権の関係から,歌詞を掲載することはしておりません。微妙に単語を代えたりしています。あしからず。
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