君と逢うために
　　　　　　　　　　　神戸　忠雄

　天気予報は外れ
　外は雨
　ワイパーのリズムがアクセルを助長させる
　あの暗闇の山に向かって走ると
　その山の向こうに
　きっと君の暮らす街がある

　まだ走り出してから５０ｋｍも経っていないのに
　すでに君のことで頭が一杯になる
　まだ３００ｋｍもあるのに。。。

　君に逢ったら何を話そう
　今日はどんな服装だろうか
　そんなことがアクセルを踏む足を高揚させる

　休憩する時間ももったいない
　ただ車を走らすだけ
　３５０ｋｍの高速道路は
　君に逢うためなら遠くない
　４時間の道程も
　君に逢うためなら無駄じゃない

　ヘッドライトの数が
　徐々に多くなり
　車線変更のタイミングも難しくなる
　だけど
　君との距離は確実に縮まっている

　外は雨
　暗闇の山のトンネルを抜けると
　君の暮らす街がある

　もうすぐだ
　君と逢える

*=*=*=*=*

車での往復は、ちと疲れました。

明日は仕事です。

がんばります。

今日は早く寝ますね。