なんとか，生きてます。
やはり雪山は怖いです。
昨晩，少し，森林の先端が見えていたあたりで，穴を掘ってテントで寝ていたのですが。。。
夜中に「ゴーーーっ」て音が。。。
振動もあったし，たぶん，雪崩かな？
ちょっと，怖くなって寝られなかった。。。

まあ，死ぬのが怖いと思えるだけの状態になったのかな？
と思えましたね。
というより，やはり，簡単には死ねないんですね。
本当は，生まれたときに，死んでいたはずなのに，未だに生きているんですからね。。。

生まれたとき，教会の前に黄色いバスタオルで包まれて，泣いていた。。。という話を育ての親に聞いてます。本当かどうかは分かりませんが，やはり，その時になくなっていた可能性もあったのかな？　ってね。
そんな私が未だに生き続けられている。
それだけでも十分なのに。。。

ちょっと，贅沢だったのかな？？？

やはり，どん底を経験するからこそ，本当の上にたどり着く階段の昇り方を理解するのであって，下を知らなければ，本当の上には昇れないよね。。。
まあ，どん底を経験したからといって，完全に昇りきれるとは限らないんだけどね。。。

そんなことを思いつつ，もう少し生きてみよう。

三途の川の畔の景色は，まだ私にはきれいさがわからないから。。。

ということで，もう１泊，山の中で寝ます。

明日は山を下りなきゃね。。。
ちゃんと，足が２本付いた状態で降りないとね。。。