菅内閣の皆さんに感謝しよう・・・
８月末日で菅内閣は終焉し、間もなく新内閣がスタートする。菅首相はじめ菅内閣を支えてきたすべての皆さん、ほんとうにお疲れさまでしたと申し上げたい。国民を代表して感謝を申し上げたい。その理由は三つある。その一つは３月１１日に発生した「大地震」「大津波」「大被害」は、さらに拡大し、原発事故(原子力発電所の事故)に波及し「未曾有の大惨事」を引き起こし「過去に経験をしたことのない国難」の危機に直面されたという事実である。(以下省略)　　

第二には、すべての事象は常識の範囲を超えており「参考にすべき事例」がなく、専門家の英知を結集しても「適切な対処方法」がなく、いわば一日一日が手探り状態の中での対策を進めて行かなくてはならなかったという事実が挙げられる。(以下省略)　第三には、約半年が経過した現在時点においても「原発事故の対策については先が読めない」状態が続いているということである。

即ち、当初は20キロ圏内を立ち入り禁止区域としながらも冷温停止状態が達成できた段階では「警戒区域」の解除を決めていたが、発生から早くも６ヵ月を迎えようとしている今日に於いても、放射線の積算量は、計画通りの測定結果が得られない(20ミリシーベルトを超えている)ために、相当、長期化する(約10年間程度はかかるのでは・・)との見通しも出てきている。

従って菅首相は改めてお詫びをしなくてはいけないような羽目に立たされている。お気の毒というか、否、この難問に毎日費やしなくてはならない首相に対して、感謝の気持ちでいっぱいである。ほんとうにお疲れさまですと申し上げたい。原発事故対策については、日々一刻一刻と変化しているのでその対応・対策は尋常ではない。菅首相はじめ関係者の皆さんに国民を代表して感謝の意を表したい。