「消費増税はなぜ必要か」、分かり易い説明を・・・
「待ったなし」の説明では、国会議員でさえ、理解ができていない。なぜ必要かをもっと分かり易く説明する必要がある。例えば「財政面」「運用面」に分けてきちんと説明する必要がある。1)財政面では、国の借金は、今、約1000兆円近くに上っている。仮に、国の平均税収が46兆円とした場合、約23兆円は、利払いに廻さなくてはならないので、実質23兆円の税収と言うことになる。結果として国債発行の悪循環が繰り返されている。これでは火の車もいいところで、最早、国の財政は破綻している。民間企業ならば、とっくの昔、経営破綻している。特に、社会保障費は、年々、1兆円増加している。このままでは、今の子供達が大人になった場合には、日本は潰れている。潰れるだけでは済まされない。日本発世界大不況が訪れることになる。我々、今の大人は、子供や孫にツケを廻してはならない。この点も大事である。なお、今直ぐに消費増税をするとは言っていない。2年先からである。それも「景気回復」がある程度望めることを基本に検討されている。国民からすれば確かに増税は避けてもらいたいところであるが、長年、自民党さんも民主党さんも検討して来た「日本国の将来に向けた」大きな課題であるので「痛み分け」も止むを得ない。と考えている人も多くなっている。紙面の都合で以下の文面を割愛する。

野田首相よ 怯むことなかれ 前進を・・・
平成24年6月26日(月)、自公ほかの政党協力で「社会保障と税の一体改革関連法案」は衆議院を通過した。残念ながら「小沢氏とそのグループ」と「鳩山氏ほか」の造反票が57票発生した。「子供達の時代にツケを残さず、健全な日本の将来を構築するために」日本国(民主党)の首相が命懸けで、まとめて来た「重要法案」であるため、多少の異議はあったとしても、賛成するのが、政党政治の常道であり「政治家としての責務である」。にも関らず、反対をしたのである。卑怯所の話ではない。政党人として恥を知れと言いたい。党議拘束がかけられているので、造反議員に対しては当然厳しい「処分」が決定されると思うが、厳正に対処したうえで「参議院対策」をきちんと行って「決定の場」に持ち込むべきである。その後「国民に信を問う」のが望ましい対応策といえる。野田首相は日本国を背負っているので方々から「重圧」がかかって来るが、怯まずに初心貫徹で前進してほしい。最終的に民主党の数が43程度減少したとしても「連立もあれば協力もある」ことを基本に「決められる政治」を目指して頑張ってほしい。なお「マヌフェスト」は、国会がねじれているところへ、東日本の大震災が発生し、当初決めた内容は、多少変更せざるを得なくなっているので全く問題はない。小沢氏は政党人としての資質を失っているのみならず、国会内における政治と金問題にケジメが付けられていない。決別した方がすっきりする。新生民主党はこれからのスタートだと考えている人もいる。大いに頑張ってほしい。