1/21のロケハンツアーのところでも書きましたが、
元旦の大雪以降、日中でもマイナスの極寒の気温の中、
作業と言えば除雪か塩撒き。よくて薪割りという
ワンパターンな作業が続き、

最初は雪を見て大喜びだった寮生も、
近頃は雪を見てはため息。
雪国の人から見たら叱られそうですが
だってここは奈良県ですよ！近畿地方中部ですよ！

でもなぜか天気予報は奈良県よりも福井県の予報の方がよく当たるんです！？

なので、寮生の息抜きを兼ねて、暖かい熊野へ避暑ならぬ避寒ツアーを敢行することにしました。

が、当日朝はまたしても雪。　↑写真
熊野に行くには、叔母峯（おばみね）トンネル（大台ケ原の下を貫くトンネル）を越えないといけないのですが、ここも結構積雪＆凍結の多い難所。
ハイエースは４ＷＤなので雪道でもへっちゃらですが、荷物を積んだダンプは２ＷＤ＆チェーンが無いので、積雪は苦手。
まあ行けるところまで行ってみよう・・・と荷物満載で足の遅いダンプが先行出発。


一時間後、先発隊から何も連絡がないので大丈夫ということで
寮生を乗せた社長号も発車。

行き先表示も完璧(^_^)v　
どうでもいいけど・・・社長のこだわり（笑）↓


道中、雪は降っていましたが、積雪・凍結はなく無事到着。
今日お泊まりするところはここ↓

「もみじ亭」という、くまかんさんのお家のすぐそばにある、築百十数年のもと旅館。

荷物を置いて、お弁当を食べて、まずはトロッコでくまかんさんに線路の案内してもらいます。

わーい＼(^o^)／

帰りは手動・・・(^_^;)



ま、遊びはその辺にして早速作業開始。

まずは３月の軌道公開日に向けて、来場者駐車場の整備です。
イノシシに掘られた穴埋めと、ゴミや廃材の撤去が主な仕事。
地味な作業ですが、人手が多いほど作業が進むのでＮＯＬＡの得意分野。

何とか予定通り作業も終わり、くまかんさんの案内で近くにある湯の口温泉へ行きました。
この温泉、富山の黒部峡谷の温泉と同じくトロッコに乗って行くんです。

この辺りは紀和鉱山という銅の採掘がおこなわれた場所で、その昔はあちこちに鉱山鉄道が張り巡らされていたそうです。
そしてこの坑道の一つから湧き出た温泉が湯の口なんです。
結局鉱山は閉鎖されましたが、この温泉につながるトロッコだけが生き残ったそうです。
で、このトロッコのゲージ（線路幅）とくまかんさんのゲージが同じで将来乗り入れを密かに狙っているとかいないとか・・・。

温泉から帰ったら、待望の夕食タイム＼(^o^)／

今夜のメニューは中華鍋。
くまかんさん（写真右上）を囲んでみんなで鍋をつつきながら、北海道時代の話や、鉄道の話や、オヤジギャグ？などいっぱい伺いました。

寮生たちも興味津々で話を聞いていましたが、くまかんさんならではの高度なオヤジギャグにはついていけず、いまいちリアクションが・・・(^_^;)
こうして夜遅くまで寮生たちにお付き合い頂きました。
ありがとうございます。