ときどき、いきなりメールで、どこかの大学の大学生や院生、
あるいは講師や教授などから、不登校や引きこもりなどに関する調査やアンケートの依頼が来る。

もっとひどいと、いきなりどっさりアンケート用紙が送られてきて答えて送れと書いてあったりする。

おいっ！貴様らいったい何さまのつもりなんだ？

自分たちの研究に必要なのかもしれないが、
じゃああなたたちは我々にいったい何をしてくれるのか？
何で見ず知らずの人間の為にわざわざ時間と手間を割いて書かなきゃいけないんだ？
俺にそんな義務も義理もないはずですがねえ・・・。

言っておくが、ここは日々スタッフが子供たちとガチで向き合う戦場なんだ。
君たちの行為は、戦場で今まさに戦っている兵士に、いきなり今の戦況や感想を書いて送れと平和で安全な場所から呑気に言うようなものだ。

だいたい、何処の誰かも会ったことも話したこともない人の、勝手な研究の為や、ましてやてめえの卒論のためなどと言う究極の自己中には付き合うつもりはありません。

もちろんすべてを断るわけではない。
私はいつも言っている、顔の見える関係＆相互扶助の精神に基づく協働作業なら喜んで引き受けます。

たとえば
NOLAへ来て（もちろんアポを取ってから）
自分の目で確かめてみる。とか
ボランティアで一ヶ月間ほど手伝いに来て肌で感じる。とか
NOLAに多額の礼金、寄付をしてくれるとか、
資材、物品の提供やスポンサードしてくれるとか・・・。

それにしても
人に何かをお願いするならそれ相応のやり方ってものがあるんじゃないですかねぇ。
それって社会の常識（礼儀）だと思いますが・・・。
大学ってそういうごくごく普通の一般常識ってないのかな・・・。

私はどんな方でもまず直接お会いして、まずお話をうかがって、こちらの意見も言い、その人となりを見て、お互いが納得したら何かをすることにしています。
なのでメールやアンケートだけ送りつけて答えろという、
無礼者には一切の協力はしません。