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from: NOLAさん
2011年03月24日 20時34分05秒
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かけがえのない財産
カズキ&ケンジは旅立ちましたが、
卒寮に先立つこと3カ月前、
大雪と格闘していたお正月にケンジの両親から以下のような年賀状を頂き、涙が出ました。
シュンキのお母さんからのメール同様嬉しかったので以下に御紹介します。
謹賀新年
研二がNOLAでお世話になって今年で4年になります。
入寮当時の日記を読む度に、
よくここまで成長できたものと感慨を新たにいたします。
思えば、紆余曲折がありましたが、
佐藤さんと出会えたこと、
人生において最も大事な時間をNOLAで過ごせたことは、
彼にとって最大の幸運であったと思えます。
彼は、この4月から一人暮らしを始めます。
アパートも四苦八苦して彼自身で見つけました。
NOLA「から」の一人での船出です。
佐藤さんご夫妻を「親」と呼び、
NOLAを「うち」といい、
自分の兄をふと「かずき」(一歳上の寮生)と呼ぶように、
NOLAは彼には、あまりに大切な場所です。
確かに、父親たる私自身、
彼の人生さえも支配しようとした傲慢な父親であったことを今更のごとく気づきます。
それは彼の人権を侵害するものに他ならず、
その意味で虐待と変わりないとも思えます。
こうした中、
今では一歩も二歩も引いて彼を見れるようになりました。
そうすると、
むしろ私よりもある部分数段上の人格に彼が達していると感じることもあり、じーんときます。
これからは、
NOLAサポーターとして一緒に歩んでまいりますので、
研二共々よろしくお願い申し上げます。
ケンジの 父・母
スタッフは24時間365日彼らの成長にかかわり続けています。
プライベートはなく、休みもほとんどない。
他人の子どもの命と将来を預かるという重責に見合うだけの収入も身分保障もありません。
あまりのストレスに身体はボロボロ、過労で倒れることも・・・。
足踏みを続ける寮生に、寮生や親の裏切り、いわれのない中傷や批判に苛立ち、燃え尽きそうになることもあります。
それでも現場で戦い続けることができるのは、
寮生やOBからの「ありがとう」の言葉やこうした親御さんからの感謝のメッセージが糧となっているからです。
これこそお金にも地位にも名誉にも代えることが出来ない
かけがいのない財産です。
こうして私を信じてついて来てくれた寮生、父母の皆さんに感謝です。
そしてまたこう決意を新たにする。
「私を信じてついて来てくれる限り、
私たちは全力で戦い必ずや結果を出す!」と。
また卒寮の記念に多額の寄付を頂きました。ありがとうございました。
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