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  • from: 菊ぼんさん

    2012年07月31日 00時19分04秒

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    7/29 津風呂湖ボート大会

    炎天下の中で行なわれたボート大会。
    各競技タイムレースで1位6点、2位5点、3位4点・・・6位以下は1点と
    点数がつけられ全種目の合計得点で順位が決まります。
    今大会参加チームは8チーム。

    NOLAはゼッケン「5」

    そして今回は優勝するためになんと



    トランシーバーも準備。
    社長が全体見渡せる湖の上から風向き等考えて漕ぎ方の指示が
    漕ぎ手に直接聞こえるように・・。

    まず第一競技は「ラッキーボート」



    いわゆるスワンボート。
    これに出たのはマイとユウジ。
    前半は調子がよかったのですが折り返して
    後半バテテきて失速。ハンドル操作もグダグダに・・・。
    結果4位。

    第2競技は「二人乗りボート」



    一艘の船に2人乗って、漕ぎ方も自由、交代も可。
    これにはゆみちゃんとユカコが出ましたが・・・・
    二人の息が合わず、焦って出された指示通りに漕げず
    まさかの6位。

    第3競技は「一人乗りボートリレー」
    一艘の船を3人が乗り換えて3コース漕ぐリレー。



    1番手マサキ。
    横風にかなり流され、コースから外れていく。
    修正のしすぎで今度はボートが蛇行しスピードダウン。
    なんとか立て直しつつ交代地点へ。



    2番手はダイスケ。
    向かい風にも負けないパワー。
    トランシーバーから聞こえる社長の指示通りに漕ぎ
    コース取りも完璧。
    スピードも乗ってかなりの速さで交代地点へ。



    最終手はヒロム。
    かなりの横風に目標物を見失いドンドンコースから外れていく。
    修正をかけるも社長の指示を私がきちんとヒロムに伝えることができずに
    さらに蛇行を繰り返しタイムロス。
    結果は4位。

    入賞するためにはペーロンで1位を取るしかない。
    出場は
    舵取りの社長。キク、ダイスケ、マサキ、シュンキ、カズキ、ヒロム、
    そして去年このペーロンで悔しい思いをしたいのっちが
    どうしてもリベンジしたいとこのためだけに駆けつけてくれて
    この8名でいざ出陣。



    123の掛け声とともにひたすら漕ぐ。
    漕いで漕いで漕ぎまくる。
    社長が舵取りしてくれてるので他の船をよけながら一番で折り返し、
    その後もひたすら大声張り上げて
    社長が最短のコース取りをしてくれて
    漕いで漕いで漕ぎまくった結果



    なんと1位!!!!!!!初めての1位



    でも総合結果は3位。
    悔しい。

    「しょうがないっか」
    「こんなもんかなぁ」
    「もう、無理や」

    どっかで競技中に思ってた。自分で勝手に限界決めて諦めてた。
    もっとこうしておけばよかった・・・・今さらや。

    何が何でも絶対勝ちたいと全選手が思ったから
    ペーロンでこの結果が出せた。

    他の競技でも、それぐらいの気持ちで望んでたら
    もっと良い結果をつかみとれた。

    今さら悔やんでも遅い。
    だから次は同じ思いはしたくない。

    諦めたらそこで終わり。

    やっぱり、これや。
    http://www.youtube.com/watch?v=IQKfQIYzNbY





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コメント: 全1件

from: NOLAさん

2012年08月01日 15時31分38秒

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「Re:7/29 津風呂湖ボート大会」
> 社長が全体見渡せる湖の上から風向き等考えて漕ぎ方の指示が漕ぎ手に直接聞こえるように・・。

今年で参戦13回目、いつも下位を低迷しお笑い班だったNOLAチームが去年初めて上位に食い込む健闘をし、
優勝目前で体当たりという相手の卑怯な行為で負けただけに
スーパー負けず嫌いの社長の闘志に火がつき、
去年の雪辱に燃える決意は並々ならぬものがあり、
だからこそ病気を押しての出場となりました。

大会前の作戦会議中、あーだ、こーだ・・・。


今年のマスコットは、「せんとくん」から
吉野町のゆるキャラ「ピンクルちゃん」に替わったけど
ちょっと残念な感じは受け継がれています。(笑)

ただ病みあがりでもあり、スタッフや家族に止められて、
泣く泣く今回はプレーヤーから指揮者に転じての参戦です。

もちろん指揮官として、全体を見渡して、あらゆる情報&データから流れを読み、を的確な指示を出す。
これは近代スポーツのトレンドでもありますね。

ただ指示をスタッフが介すと、スタッフの思い込みやこだわりが反映されて、社長の意図が末端まで伝わらない(菊ちゃんは興奮すると暴走するし、ゆみちゃんはそもそも意図が理解できない)事が多々ありこれが社長のストレス(心筋梗塞)の原因だったので、今回は大声で怒鳴らなくてもいいように、且つ、プレーヤーに直接伝わるようにトランシーバー(インカム)を導入しました。

他にもマル秘作戦を練習で試したもののうまくいかずボツになったモノもありますが、練習では上々の結果が出ていただけに、かなりいい感じです。
ただ、リョウ、宗一郎、拓人が部活等で出場できなかったので、
かなりパワー不足なのが気がかりです。

では社長目線で今回の決戦をリポートします。

まずはラッキーボート(足こぎボート)
コレの秘訣は如何に最短ルートを一直線に往復するかにかかっています。
練習の日に
前回成績が良かったマイコが志願して来たので、
去年のハンドル操作はペアのユウコがしていたのでハンドルさばきは不安要素ではあったものの、
その意志を買って一人決定。

もう一人は同じく練習で2番手タイムをマークしたユウジに決定。
トップタイムはDスケですが、
一人乗りボートリレーのメンバーに決まっていたので体力温存の為にはずしました。
逆に、ユウジは団体行動が苦手なので、ペーロンのメンバーから外れており、ボート漕ぎでも直線は早いが旋回が出来ないため、脚力が生かせる足こぎボートに選びました。
ただ二人ともスタミナがないので後半の失速が懸念されます・・・。

で本番。
かなりの横風が吹いていて、ボディーのデカイラッキーボートはかなり風の影響を受けるので、体力温存の為先頭集団について行き折り返し地点からスパートする作戦です。
横風を計算して、目標よりやや右に進路をとるように指示。また、どの競技もそうですが接触すると大きくタイムロスをしてしまうので、他のボートと距離をとるように指示をしていたのですが、風に流されるままなぜか集団の中へ・・・(>_<)
案の定接触しタイムロス。集団から逃れて、風上へ進路をとるように指示をするも、すでにパニくっていて大きく蛇行を始めました。

折り返し後スパートの予定が、スパートどころか前半の蛇行で体力を使い果たし、目の前のライバルも抜けずに失速、結果は8チーム中4位(>_<)
しかも後半「もう駄目だとあきらめた」というマイコの言葉を聞いて「実力や技量で及ばないのは仕方ないが、気持ちで負けるな!全力を出し切れ!」
と、いつも言ってる社長の言葉を無視するような心ない返答に社長ブチ切れ!
またしても彼女のメンタルの弱さが出てしまいました。

それだけ自分のことしか考えられん奴に友達なんかできるかボケ
だから学校へ行っても人間関係つくられへんのじゃ
おまえら一生負け犬で居たいんか!
またしても社長の血圧UPです(笑)

海猿の、スキルと冷静な判断力だの言葉を思い出して
気を取り直して、二人乗りボート。
こちらもパワーよりスピードを重視したユカコ&由美ちゃんの女子二人編成で挑みました。
パニクらなければ、的確な判断&指示が出来るユカコにインカムを装着。
が、もうすでにスタート地点社長の指示が耳に入らずパニくっています。

乗ってるだけの由美ちゃんには、風の抵抗を少しでも減らすべく船底にへばり付けと、
ユカコを介して指示を出していますが、
船上に身体出てますけど・・・(-_-;)

社長イライラ・・・

スタート後は早め早めの社長の指示と、車の運転でもそうですが視線が近く操作の遅い由美ちゃんの指示が交錯し蛇行・・・(>_<)

これまたブチ切れて、「山口の指示は無視して俺の指示だけ聞いとけ!」の無線でようやくコースに復帰するも、大きく遅れて折り返し。
漕ぎ手が交代して山口に替わりましたがあまりのへなちょこパワーにさらに順位を落とし6位フィニッシュ(>_<)

優勝のチャンスはほぼ無くなってしまいました。


前半2種目のあまりに不甲斐ない結果に社長はカンカン!


これを見てとったボートリレーの3人に気合が入り
中でもDスケが気を吐きました。

一艘目はマサキ。
本当は一艘目にはパワーのあるDスケを投入し、先行逃げ切りを図る作戦でしたが、風が強くなり、コースの変わる2艘目は向かい風となり、パワーの無いマサキでは漕ぎきれないと判断し、
急遽一艘目をマサキに変更。

作戦通り周囲と距離をとってスタート位置に並びます。

スタートしました。

が、
気合が空回りし、パニックに。
左右のオールの漕ぎ方がアンバランスになり目標物も見失い蛇行。
「目標を見ろ」との指示に今度はコース取りにこだわるあまり、修正の片漕ぎが多すぎて失速。
練習では矢のように進んでいたんですが、相変わらず本番に弱い(>_<)

そしてグループ3位(ケツ2)でDスケにバトンタッチ。

公私ともに波に乗っているDスケ。
部活や農業クラブでの大舞台を経験しているだけに、
本番でも力を発揮。
強い向かい風をモノともせずに突き進み、ライバルを引き離します。


折り返しのブイも最短距離で周ります。


後半、やや風に流され、残念な感じのピンクルちゃんへの激突しそうになりながらも何とか回避しゴール。

全体の2番手まで追い上げて、最終のヒロムにバトンタッチ


ただ、チキンハートのヒロム。
これまた本番での弱さを露呈し蛇行。
そうなると自分での判断を放棄してしまう悪い癖が出て、横を向いているにも関わらず指示が出るまで修正せず、パニックに。
この場合はパターン化した指示を出すことである程度パニックを回避できるため、直線で右旋回してしまう癖を修正するために2回に1回左のみ漕ぐよう指示するも、菊澤が勝手に指示を変更し、さらにパニくりグダグダ状態に。

結局全体の4位で終わってしまいました。
これで総合2位も圏外に脱落(>_<)

そして最終種目のペーロン。
ペーロンはチームワークが最も問われる種目で、
共同生活で培ったチームワークと社長の操船技術が最も発揮されるため、同じくチームワークが命の強豪、吉野広域消防(今回不参加)チームに唯一互角に渡り合ってきた得意種目!

そしてここでトップをとれば3位入賞の可能性がでてきました。
もう一度気合を入れ直し、いよいよ自ら乗り込み陣頭指揮。

布陣は
船頭は例年通り社長で最後尾に陣取ります。
ですが病みあがりで今年はオールをフルパワーで漕げないので
かじ取りと掛け声に専念。

したがって漕ぎ手は7人になるため、
3人になる右舷はパワーのあるイノっち、ヒロム、シュンキ
左舷にDスケ、マサキ、カズキ、菊ちゃんの4人を配置
また、リズム感の無いシュンキ、カズキを最後尾に乗せ菊ちゃんが目を光らせます。

いよいよスタート。
この組のライバルは、ソフトボール、フットサルでも対戦している吉野町役場チーム。負けられません<(`^´)>

youtubeの動画にもある通り接触を嫌って大外から好スタート!

しかし他2艇が風に流されて左旋回して来て、あわや役場チームと接触しそうになりましたが、役場チームの紳士的プレー(なんと減速して回避してくれた)で接触は最小限で済み双方大きなタイムロスをすることなく進んで行きます。

が、なぜか人数の多い左舷方向に旋回していきます。
イノっち、シュンキ、ヒロムの方が左舷の4人よりもパワーが勝っていたのは誤算でした(汗)
しかし社長が左舷で漕ぎ始めると転覆の危険があるので失速を承知右舷側で舵を切ります。

そのためやや蛇行気味でしたが、それでも最速で折り返し地点を回り戻ります。
去年はここから失速してしまい、
追いついて来たライバルチームに体当たりされてしまったので、
今年は社長がメガホンで檄を飛ばします。
「気合入れろーっ!」「1・2・3、1・2・3・・・」

ライバルを徐々に引き離しゴールする頃には、3挺身程の差を広げて
タイムも5′08″と5分切りに迫るタイム叩きだし、ぶっちぎりの優勝\(^o^)/


みんな最後まで全力で必死に漕いだためゴールでは放心状態(笑)

それでも最後までやりきった充実感を味わっています。


どんなことでもそうですが、どんなに知識や資格があっても
実践で力を出せなければ、評価はされません!

この本番に強く、全力を出し切る力は、知識や学歴、資格では身に付きません。
部活と同じで厳しい練習を積んで、何度も修羅場をくぐる経験をするしかないんです。
NOLAの寮生が元気でいわゆる不登校っぽいオーラが感じられないのは、こうして何度も勝負の世界で修羅場をくぐって来ているからなんです。
子供は「受容と共感」「いい子いい子ヨシヨシ」だけでは育ちません!

課題・困難を乗り越える体験を積み重ねて初めて生きる力は培われるのです。

ペーロンに乗ってる子たち、良い顔してるでしょ!

そしてペーロンでトップをとったことで総合3位入賞!
優勝こそ逃しはしたものの
NOLAチームがボート大会で初めての入賞となりました。

初めて参加賞以外の賞状&賞品ゲットです\(^o^)/

子供たちはやりきることで自信が生まれます。
親、大人は、先回りして成功を与えるのではなく
課題に全力でぶつかり、やりきらせる、その手助けこそ必要なのです。

負けて「悔しい」と思うから進歩が生まれます。

だからNOLAは来年も全力でボート大会に挑戦します。

「負けるもんか!」













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