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from: Dr. スリップさん
2007/11/30 23:43:11
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翌朝
「マリオットホテルの16階にある部屋のカーテンを開けると、クルーザー・ハーバーが見渡せます。水道を大きなグロテスクな軍艦が移動してました。いったいこの艦種は何かしら?強襲揚陸艦?
今日は10:15のユナイテッド・エアラインでサンディエゴを去ります。ここから北へ1時間ほど飛んだところにあるサンフランシスコに暫く寄り道して、日本に帰る予定です。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/30 21:42:02
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from: Dr. スリップさん
2007/11/29 20:20:32
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SAN DIEGO 最後の夜
「さあサンディエゴ最後の夜はジャズレストランとしゃれ込もうか。」
「異議なし!このストリートはずっとレストランが並んでるのね。」
「トップガンでもよく出てきたところだ。」
「ほの暗いレストランでジャズのライブを聞きながら、サンディエゴ・ビールを飲む、最高〜。落ち着いたスタンダードナンバーも裕子好きよ。 こら、さっきからどこ見てんのよ。」
「ここのウェートレス、可愛いじゃないか。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/29 19:37:51
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空母ミッドウェーの飛行甲板の先端
「ここには2基のカタパルトがあるんだ。爆薬で飛行機をぶっ飛ばすんだぞ。この時急加速のため、一瞬5Gくらい体に掛かるらしい。本当はどんどん加速してるのに、カタパルトを飛び出した瞬間、パイロットは急に減速したような変な錯覚に陥るんだそうだ。」
「更にこんな急角度でカタパルトの先端が下がってるから、まるで海に飛び込んじゃうように感じるんでしょうね。」
「ベテランでもヒヤッとするらしいぜ。」
「対岸には現役空母の埠頭があるのね。あれは68番だからニミッツね。」
「ミッドウェーはCV41だけど、ニミッツはCVN68とNが付く。何でか知ってるか?」
「知ってるよ。Nucleous のNでしょう。」
「誰の教育か知らんが裕子も詳しくなったな。」
「よく言うよ、昌夫さんがこんなとこばっかり連れてくるからでしょう。」
「久しぶりに広いとこへ出たからって、あんまし足を伸ばしなさんな。丸見えだよ。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/29 00:09:10
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空母ミッドウェー、再び格納庫甲板にて
「裕子そろそろ帰ろうか。」
「そうね、狭いところに長いこと居たから、手脚がちじんじゃったみたい。」
「嘘付け、また背が伸びたんとちゃうか。」
「だけど何かこの格納庫、ムードがガラリ変わってるわね。なんかライブのショウをやってるみたい。」
「ほんとだな。3人の軍服姿のおねーさんがアメリカ3軍マーチに合わせて踊ってるね。」
「アメリカって不思議な国ね。シリアスとオチャラケが同居してるのね。」
「俺たちも似たようなもんじゃあないのかな。」
「それは昌夫さんだけよ。すぐ裕子のスカートを弄ぶんだから。裕子はいつも真面目だもん。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/27 23:34:24
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空母ミッドウェー、エアボスの住処
「そして、ここがエアボスの住処ね。アイランド艦橋の後ろ端にあって、前端の艦長と全く離れているのが面白いわ。エアボスは部下達を発信させる時よりも、帰ってくる方がやっぱり心配だったのね。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/27 21:25:29
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空母ミッドウェー、艦長のポジション
「艦長さんは作戦中はここにいるのね。太平洋戦争中は自艦の防衛が極めて重要なタスクだったから、艦の独裁者だったけど、その後はほとんど敵から攻撃されることは無く、専ら航空攻撃のアウトレンジだったから、地位はエアボス(航空作戦部長)の方が上になっちゃったのね。位は同じ大佐だけれど。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/27 00:54:04
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空母ミッドウェーの艦長さんに挨拶
「さあ、じゃあそろそろ艦長さんに挨拶するか。」
「やあ、裕子中尉よく来たな。君の宇宙大戦の時の活躍は聞いてるよ。一人で最期の決定戦闘を戦い抜いたそうじゃないか。こんな華奢なお嬢さんがよくがんばったな。」
「7日間じっと立ってただけみたいなんだけど。」
「それで全宇宙が安定したんだ。そこへ行くと俺たちは大袈裟に戦ったけど、イラクもアフガンもいま一つだな。」
「艦長さんは退役してもまだここにいるの。」
「まあ老後の趣味みたいなもんだな。今ではエアボスも提督もいないから、気楽なもんさ。でもときどきは裕子君、遊びに来てくれよ。そしてその長い脚にキッスさせてくれ。」
「まあ、艦長さんタラ〜。この町とっても気に入ったから、いいわよ。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/26 23:36:17
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空母ミッドウェーの通信室
「ここは通信室だ。傘下の全艦に配送できるだけのマルチチャンネルを持ってるんだ。これも旗艦設備の1つだね。」
「毎日こんなとこにいたら気が変になりそう。軍隊って肉体ばかりじゃあなくって、精神面でも極限を求めるのね。」
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from: Dr. スリップさん
2007/11/25 13:47:41
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空母ミッドウェーの艦橋(提督の居住区)
「先ず1階には提督(司令長官)の居住区がありました。ベッドルームも執務室も結構広く取ってありました。そして、会議室兼食堂や専用の厨房まであるんです。そして専用のシェフも。こんな軍艦の中でも、偉い人はそれなりの贅沢ができるようになってるのね。これがいわゆるアメリカンドリームでもあるのかな。」