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from: Dr. スリップさん
2017/04/27 13:35:35
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全軍突撃せよ
「ついに来たわ。全軍突撃せよ!の命令が。"トトトト!"のと連奏なの。さあ行くか。裕子は操縦桿を一気に倒し、ガブジゲラード星へまっしぐらに降下を開始したわ。怖いけど、がんばるぞ!他の超人たちみたいに裕子は強くないけど、突入すればすぐ弄ばれちゃうけど、ベストをつくすぞ!
知らなかったけど,護衛が3機そっとついててくれたのね。ひょっとしてあの1機に裕介さんが載っているのでは?
カオス空間から実軸空間に突入した瞬間,敵戦闘機が30機ほど現れたわ。哨戒母艇もいたわ。レーザー砲を連射してきたわ。ここではもう惑星大気圏に入っているので,超光速や亜光速は出せないの。せいぜいマッハ5程度かな。でもひたすら逃げて,上陸地点の敵情報空間制御基地上空まできたとき,3発纏めて被弾しちゃった。突然錐もみ状態になっちゃった。万事休す!」 -
from: Dr. スリップさん
2017/04/25 10:58:13
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そして蘇る突撃前夜の記憶(裕子は遊弋空域へ)
「裕子は3人乗りの宇宙艇パルサーに一人で乗って飛び立ったわ。そして、ランチャー空間で待機していると、オレンジ色のストロボフラッシュが後方で閃いた瞬間に亜空間に運ばれ、カオス空間を経て約地球時間2時間程で、さそり座アンタレス空域、座標(κ、ι、π、η、0098,Ю、ж7)に到達したわ。後は何時までここで待つことになるのかしら?」
・・・・・・
「裕子,あれから24時間定点ポジションにいるの。無窮の空間に一人っぽっち。ここはカオス空間だから普通の宇宙空間みたいに真っ暗じゃあなく,雲の中のように,薄ら明るく乳濁しているの。今度の作戦では裕子みたいな能力を持った人たち,裕子を入れて7人が全宇宙に配置されているんだって。銀河文化圏の人は私だけだけど,他の宇宙文化圏の人たちの中には,ウルトラファミリーのウルトラナインのように日本にも来たことがある人の弟や,ジェダイのように映画で紹介された人たちもいるのよ。その後、裕子はファミリーの何人かと会うことができたし,なんか身近に感じるわ。ウルトラファミリーは超巨人伝説が伝わっているけど,たった3分間しか大きくなっていられないって聞いたわ。皆さん強そうなのに,裕子は弄られたり,弄ばれたりするだけなんだから,超人でもなんか実力差が歴然としてるわね。
あれから7日経ったわ。そろそろ大きな動きがあるような気がする。裕子,何か予感があるときは後ろの首筋がこそばゆくなるの。いよいよ覚悟を決めないといけないのね。」 -
from: Dr. スリップさん
2017/04/11 17:36:49
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ミステリアンに拉致された思い出に耽る裕子
こうやってあそこをつんつんとやられていると、かつての宇宙大戦のとき、亜空間でミステリアンとドッグファイトをした思い出がよみがえってきたわ。裕子は戦っているというより、逃げまくっていて、ときどき拉致されるといった、まるで鬼ごっこのようなことを展開していただけだけど、裕子のポテンシャルとして潜むフォースが適度に発散して、艦隊や戦闘部隊のエネルギー源になっていたんだって。そして裕子が時々捕まることは十分にシミュレートされた戦略だったんだって。そして、ミステリアンの興味の対象と行動パターンも十分にっ計算されていて、あそこをつんつんすることがトリッガーとなってフォースが裕子から解放して各部隊に供給されたんだって。知らぬは本人ばかりなり。でも、裕子が殺されちゃったらどうするつもりだったのかしら。裕子の代わりはいっくらでもいるって裕介さんが言っていたのはこのことだったのか。 -
from: Dr. スリップさん
2017/04/11 17:13:41
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例題1 裕子はサイクルツアーに出かけます。(Part7 :ミステリアンとの再会part-2)
新生ミステリアンの体格はみんなすっごく逞しくなってて、かつてのひ弱な面影は全くなくなっていたわ。宇宙時間でどのくらいたったのか分んないけど、この間に放射能の汚染され果てた体は世代交代を続けてリフレッシュされ、更に超人的に進化した様ね。見てくれはすっごくグロテスクだったけど、裕子には結構紳士的にふるまってくれたわ。でも、三つ子の魂100までもではないけど、やっぱし裕子の脚とあそこには興味があるみたい。ひときわ小柄だけどボスみたいのが裕子のそばに来て、そっと内股を撫で始めたわ。そして、時折裕子の超ミニのブリーツスカートの中に手を入れて、あそこをつんつんとつっつくのよ。何故か壊れ物に触れるようにデリケートな触り方をするのよ。今までの経験の中で、一番乱暴だったのはあの裕介だったみたい。 -
from: Dr. スリップさん
2017/04/06 15:57:26
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裕子はサイクルツアーに出かけます。(Part6 :ミステリアンとの再会)
ここまで思い出をたどってくると、否応なしに宇宙大戦争の記憶へと行き着いちゃうのね。ミステリアンの地球侵略に始まって、第9726番銀河のベザヒブラート星への奇襲攻撃で幕を閉じた壮大な戦いだったわ。裕子はほとんどミステリアンたちと亜空間を舞台に徒手空拳の戦いをしていただけなんだけど、でも最後には最終兵器として、暗黒エネルギーを放出してダークパワーを一掃したんだったわ。裕子は最後の最後に凄い仕事をしたのよ。ミステリアンていうのはかつてミステロイドと言う裕福で高い文明を持った星が星の内部の核戦争のために粉々になっちゃって、それ以来宇宙を放浪して侵略行為をやっている宇宙海賊みたいな連中だけど、何億年も彷徨っているかわいそうな人たちだったのね。そんなことを考えてると、また悪夢が実現しちゃいそうで怖くなるわ。
そして、やっぱし!アフガンの縁を通過してカシミール高原へ入る辺りで、変な1団と巡り合ったの。どうも地球の人とは思われない1団なの。スパイダーマンのような仮面ライダーのような、でもよく聞いてみると予感通り、ミステリアンの進化人だったのよ。かつてのユーモラスな側面など全くなくなって、グロテスク一辺倒って感じ。カナリア教団に再会したときには感じられなかった、すっごい恐怖感が漂っていたわ。今度こそ裕子は骨の髄からゾッとしたわ。