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from: Dr. スリップさん
2017/09/12 17:17:06
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最後の戦いが終わって
最後の戦いが終わったとき、全身からすべての力が抜けきって、まるで宙に浮いてるようだったわ。ただ茫然と立っていると、既に人体にも安全な状態になったと見えて、ここまで裕介少佐が迎えに来てくれたわ。肝心な時はいつもいないで、憎っくき奴なのに、裕子は裕介少佐の胸に顔を埋めて号泣しちゃった。いつまでも、いつまでも。脚は投げ出しっぱなしだったわ。こんなときにも裕子の長い脚は邪魔になるのよね。 -
from: Dr. スリップさん
2017/09/07 11:21:55
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地球では第1次宇宙大戦の日本での局地戦についての映画が作られた。
地球歴1957年に第1次宇宙大戦は終息した。地球でも随所で局地戦が戦われ、そのうちでも最大規模のであった日本の富士山の裾野での戦いが1960年頃に映画化された。題名は『地球防衛軍』という。答辞の特撮の粋を集めて作られた映画で、いまだに高評価されている。しかし、当然かも知れないが、宇宙の深淵で戦われた、裕子中尉の最後の戦いについては、まったく触れられていない。 -
from: Dr. スリップさん
2017/09/05 14:20:03
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裕子、最後の戦い
ベザフィブラード星の中枢にある小さなブラックホールからは暗黒エネルギーが逆に迸り出ていたは。暗黒エネルギーは目には見えないし肌にも感じ無いの。でも宇宙を高速で発散させてばらばら日誌ちゃうパワーはあるんだって。光子に全く関知しない暗黒エネルギーだけど、なんだか裕子には膨大な存在が感じられたわ。これを何とかするのが裕子のミッションだったのね。今まで何だかさっぱり分からず、これからも何をしていいかさっぱり分からないんだけど、とりあえっず「変身~」ってやってみたわ。そしたらさっきまでいたコークの蛇が一気に分解してブラックホールに呑みこまれ、裕子はこんなビキニスタイルになっちゃった。すると突然裕子の身体の内部から熱くはないんだけど炎のようなものが次々発散されてきたわ。これが裕子に仕掛けられていたリーサルウェアポンだったのね。裕子の意思や感性に全く無関係に戦ってるんだから、ヤンナッチャウわ。でもこれが最終戦になるって言ってたから、多分重要な戦いなのね。もう10時間近く戦っているけど、全然疲れた感じがしないわ。
そして、20時間ほどたったころ、暗黒エネルギーの流れの感覚がなくなったわ。恐らく勝ったのかも。そんな気分でいると、テレパシー通信があったわ。「よくやった裕子中尉、これで宇宙は救われた!」杉本氏令の声だったわ。ところで、人でなしの裕介少佐はどこにいったの。