「税関を抜けて到着ロビーに出たら、おっさん顔の悪がき３兄弟に取り囲まれたの。最初は裕子のスカートの中を覗いては、ずいぶん高いななんて言ってたけど、そのうち脚によじ登るわ、スカートの中に手を入れるわ、パンツはひっぱるわ、とんでもない悪がきども。蹴っ飛ばすわけにもいかないし、往生しまっせ。アレ、おっさん言葉が移っちゃった。
こんなことも、夢に見たことがあったなと気がついて、ぞ〜っとしたわ。ああ、悪夢。」