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from: Dr. スリップさん
2016/02/09 15:41:28
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宇宙を考えるって面白い?
裕子、今日はまじめな顔してるでしょ。裕子の頭ではどうせ無駄な努力だってことは分ってるんだけど、宇宙の始まりはどんなんで、最先端はどうなってるんかって、どうしても考えちゃうよね。最近のヒッグス粒子の発見やニュートリノに重さがあるなんてことがノーベル賞の対象になってることに刺激されて、裕子はチョッコシ勉強したんだぞ。150億年前、宇宙はビッグバーンていう大爆発によって何も無い1点から誕生し、ドロドロなエネルギーの塊から光や電子ができ、原子核ができ、水素原子やヘリウム原子ができ、星という物質ができてきて今に至ってるんだって。一方、その物質から部分的にいろんな元素ができ、分子ができてさらに生命の誕生に行きついてるんだそうよ。そうして、宇宙は今、光速度で膨らんでるんだって。ここでもう分んなくなっちゃうんだけど、先ず、この超巨大な大宇宙が何も無い1点から生まれたなんてすごい手品じゃな~い。何もない状態を真空状態って言ってて、この言葉は裕子も理解できるんだけど、意味はもっともっと深いみたい。だって、裕子の知ってる真空はある容器内に空気が全く無いことなんだけど、ここで言う真空は空気だけじゃなく、容器も容器のあるべき空間も、時間さえも無い状態のことなんだって。こんなこと状態って言うんかな?この何にもない状態が相変化?を起こした途端、大爆発が起こっていろんなエネルギーや素粒子がうまれたんだけど、空間や時間もこの時一緒に生まれたんだって。そこで裕子なりに解釈すると、中身がないと入れもの(空間)や変化の尺度(時間)は存在しないってことなのね。そして、今宇宙は急速に膨張してるらしいんだけど、宇宙と空間はほとんど一緒なので、その膨張する空間の外側には空間は無いってことになるのね。そして時間もないのね。
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