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from: Dr. スリップさん
2017/04/06 15:57:26
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裕子はサイクルツアーに出かけます。(Part6 :ミステリアンとの再会)
ここまで思い出をたどってくると、否応なしに宇宙大戦争の記憶へと行き着いちゃうのね。ミステリアンの地球侵略に始まって、第9726番銀河のベザヒブラート星への奇襲攻撃で幕を閉じた壮大な戦いだったわ。裕子はほとんどミステリアンたちと亜空間を舞台に徒手空拳の戦いをしていただけなんだけど、でも最後には最終兵器として、暗黒エネルギーを放出してダークパワーを一掃したんだったわ。裕子は最後の最後に凄い仕事をしたのよ。ミステリアンていうのはかつてミステロイドと言う裕福で高い文明を持った星が星の内部の核戦争のために粉々になっちゃって、それ以来宇宙を放浪して侵略行為をやっている宇宙海賊みたいな連中だけど、何億年も彷徨っているかわいそうな人たちだったのね。そんなことを考えてると、また悪夢が実現しちゃいそうで怖くなるわ。
そして、やっぱし!アフガンの縁を通過してカシミール高原へ入る辺りで、変な1団と巡り合ったの。どうも地球の人とは思われない1団なの。スパイダーマンのような仮面ライダーのような、でもよく聞いてみると予感通り、ミステリアンの進化人だったのよ。かつてのユーモラスな側面など全くなくなって、グロテスク一辺倒って感じ。カナリア教団に再会したときには感じられなかった、すっごい恐怖感が漂っていたわ。今度こそ裕子は骨の髄からゾッとしたわ。
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