「少佐と裕子は奪ったスペースバイクで敵基地の最深部にあるミニブラックホールを目指してまっしぐら。何とか辿り着いたその場所は、変な蛇のような監視装置がいっぱいで、しかもフォースとなるダークエネルギーが充満していて、生身の少佐には入っていけなかったわ。ミステリアンも近づけないらしいの。裕子の木偶人形体質なら何とか近づけたわ。そして裕子の特殊エネルギーでこのブラックホールを動かして、侵略者たちをここから宇宙の果てに吸い出してしまおうと渾身の力を振り絞ったわ。裕子も気が遠のいて、何が起こってるかもわからないまま、時間は進行し、気が付いたときはすべてが終わってたの。恐らく地球は救われたみたい。」「後日、この戦いが「地球防衛軍」というタイトルで映画化されたけど、裕子の活躍は全然描かれてなかったわ。裕子の存在はトップシークレットなんだってけど、ちょっぴり残念ね。」