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from: Dr. Slipさん
2024年08月26日 08時32分36秒
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某国の秘密工作員に拉致される(2)
(裕子)そして裕子たちは小型上陸用舟艇に乗せられ、沖へ出たわ。沖には赤錆だらけの小さな潜水艇が待っていたの。こんなちんけな潜水艇で海を渡ってきたのかと思うと、その人命軽視の無謀さに胸打たれたわ。ゴムボートから潜水艇の鉄のラウンドした甲板に追い上げられ,丸いハッチに押し込められそうになった瞬間、突然何かがぶつかったような大きな衝撃を受けたの。ちっぽけな潜水艇は大きくローリングし,甲板の丸いハッチから海水が内部に奔流してきたわ。咄嗟に裕子はフリーになっている左脚で思い切りセイルを蹴飛ばしやの。長い脚なので蹴りのストロークは長く,艇のローリングとも同調して縛られたままの2人は艇より相当遠くへ着水することができたんだ。このとき,遠ざかっていく鯨の尾鰭を目撃できたわ。秘密工作員たちは何を考えたのか,あるいはそのように命令されていたのか,沈み行く潜水艇の中にみんな入っていきました。そして,全没して暫くたったとき,突然,大きな爆発音と大きな水柱があがりました。皆艇と運命をともにしたようなのよ。
(裕子)裕子たちは文字通り2人3脚で岸辺まで背泳していたのよ。そしてやっと海岸にたどり着いたの。2人はくたびれ果てて、その場に倒れこんだの。
(私)そして、2時間ほどそこに2人は仰向けで脚を縛ったまま横たわっていました。2人とも脚がこむら返りを打っていて立てなかったので、こんなスタイルでストレッチをやりました。私は十分に筋肉が延びていたけど、裕子はまだまだ余裕がありそうだから伸ばしきれたかな。小型潜水艇から逃げるとき発揮した裕子の脅威の脚力はあのダークメタルの影響/効果かなと思われる節がありました。もっとよく調べないといけないな。裕子は既にポテンシャルを感じるようになっていて自己制御できるようになっているのかも知れません。
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