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恋愛小説発表会〜時にはノンジャンルで〜

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公開 メンバー数:6人

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  • from: エリスさん

    2008年12月31日 18時47分33秒

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    今年も最後。


     大晦日。
     明日のためのおせち料理は重箱に詰めたし、お雑煮の準備もできてるし。
     仕事のために午前3時に起きなければならない不安は残りますが、明日はなんとか無事にお正月が迎えられそうです。

     その前に、今日は村主章枝選手の誕生日です。〓〓おめでとうございます。

     そして明日の元日は、堂本光一さまの誕生日。なんと、あの容姿で30歳です! あやかりたい!

     来年も忙しい毎日で、ときに連載を休んでしまうこともあるかもしれませんが、長い目でこれからもお付き合いください。

     よいお年を。

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  • from: エリスさん

    2008年12月28日 13時00分36秒

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    「正直、複雑だ。」
     村主章枝選手が昨日の全日本フィギュアで2位になった。
     喜びたいのだが、喜べない。
     テレビ放送を見ていた人なら分かるだろう。安藤選手とそのファンに対して、大喜びしたら気が引けるからだ。
     最終グループの直前練習の時、村主選手と安藤選手が接触して転倒するアクシデントがあった。前を向いて滑っていた村主選手なら避けられたはずだ、という意見もあるが、氷の上でスピードを出していたのである、そう簡単にはいかない。
     結果、安藤選手は足を痛めて、本来の力を出せずに3位。
     お互いわざとぶつかったわけではないけど、後味の悪い試合になってしまった。

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  • from: エリスさん

    2008年12月26日 20時18分11秒

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    「Re:うっかり、今年も終わり、みたいな書き込みをしてしまった。 訂正」
     本田武史さんがコーチに就いたのって、浅田舞選手じゃなくて、澤田亜紀選手でした。
     ここの訂正してお詫びいたします。

     澤田選手のコーチって昨シーズンまでは田村岳斗さんだったんだけど。きっと、本田さんの兄貴分である田村さんのこと。
     「武史、あと頼むな!」
     「ええ〜、ちょっと兄貴ィ〜!」
     みたいな、軽いノリで任せたような気がする(^o^;

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  • from: エリスさん

    2008年12月26日 14時15分46秒

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    タイトルの由来になった台詞が出たところで

     年内の小説アップは、これでお仕舞いになります。
     続きは来年です。

     でも皆さんに忘れられないように、たまには雑談を書き込むようにします。昨日も書いたように「全日本フィギュア」もありますし、村主選手の誕生日もあるし。


     そして、もう一つの小説サークル「神話読書会〜女神さまがみてる〜」http://www.c-player.com/ac48901 ac48901@circle  の方は、今日で「泉が銀色に輝く」の連載が終わりました。そちらも併せてお楽しみいただいて、来年の新連載にご期待ください。

     それではひとまず、今日はこの辺で。

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  • from: エリスさん

    2008年12月26日 14時09分01秒

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    「箱庭・48」
     「桃? あんた、種から育てるつもり? あんたの誕生日(三月二日)ぐらいになれば、桃の鉢植えなんかいっぱい売ってるじゃない。桃の節句に合わせて」
     「うん、そうなんだけど……それじゃ、いつまでたってもお母さんに追い付けないから」
     「ああ……そうね」
     実家の――母の庭にある桃の木は、種から育てたものだった。発芽したのはいつ頃か覚えていないが、初めは花が咲いても一つか二つで、実なんてとんでもなかった。「桃栗三年」の意味をその目で理解した母にとって、まばらながらに華やいで咲いたその年の秋、たった五個だけであっても実の生った時の喜びようと言ったらなかった。
     「スモモぐらいの大きさだったけどね」
     姉はあの頃の母の表情を思い出したのにか、そっくりの笑顔で言った。
     私も思い出して、言った。
     「その桃の実を、百舌(もず)が狙って飛んできてたのよね、毎日」
     「そうそう。お母さんたら、竹箒を持って、百舌と格闘してたのよね。あれ、おかしかったァ!」
     「あの後ね、私に得意満面な顔して言ってくれたの。〈この桃は美味しくなるよ。なんたって鳥が狙うぐらいだから〉って」
     「うん。大きな声だったから聞こえてた」
     「嬉しかったァ。お母さんが私に笑顔で話しかけてくれたのって、初めてだったから」
     「うん……」
     「だから、私、お母さんの庭が好きなの」
     「私も……」と、姉は呟くように嘆息をついた。「……お母さんの庭に比べたら……」
     「私の庭なんて、箱庭みたいなものね」

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  • from: エリスさん

    2008年12月26日 13時51分02秒

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    「箱庭・47」



     あの日はもう、どれぐらい昔のことになってしまったのだろう。
     私はまだ小学生の低学年だったはずである。その日、同室の姉は修学旅行か何かで留守にしていた。
     そういう時に限って、怖い夢を見る。どんな夢だったかは忘れてしまったけれど、相当に恐かったと思う。目覚めてすぐ発作を起こしてしまったのだから。
     当然、背を撫ぜてくれる人はいない――はずだったのに、気が付いたらベッドの横に母が立っていた。
     いつもの無愛想な表情のまま身をかがめ、飲み物の入ったグラスを差し出す。中はあの花梨の蜂蜜水だ。けれど私は苦しさで起き上がれず、そのまま母の顔を見上げていると、信じられないことだが、母が私を抱き起してくれたのだ。そして半ば強引に蜂蜜水を飲ませられ、おかげで幾分か喉が楽になった。
     「横におなり」
     私の手からグラスをもぎ取ると、母はそう言った。言われるままに横になると、母は私の寝巻きの前を肌蹴て、喉から胸にかけて塗り薬を塗ってくれた――風邪のときに用いるあの薬である。
     塗り終わると、ちゃんと寝巻きの合わせ目を直してくれ、掛け物まで掛けてくれた。
     「ちゃんと寝るんだよ。朝寝坊したら承知しないからね」
     そう言い残して、母は部屋を出ていく。耳を澄ましていると隣の母の部屋の戸が閉まる音が聞こえた。
     もしかしたら、母はいつも私が夜中に発作を起こしているとき、目が覚めているのじゃないだろうか。そしていつもは姉に任せているのに、その日はいなかったから……。
     このことを、姉は知らない。
     私が独り占めできる唯一の思い出。
     姉にも、私に教えたくない母との思い出ってあるのかしら?
     「ねェ、シャア!」
     お茶を入れていた私に、庭を散策していた姉が声を掛けてきた。
     「あんたらしくないよ、こんなにいっぱい雑草残しておくなんて」
     姉が立っているところは、ちょうど藤棚の下だった。今は僅かな葉しかついていない。(春になるまでの辛抱である)
     「あっ、それは違うの! 抜かないで、お姉ちゃん」
     姉が身をかがめようとしたので、私は急いで庭へ降りた。「それ、食べられるのよ」
     藤棚の下は植木を置くのに向かないので、街路樹の脇とかに生えていたハコベを抜いて、そこに植えておいたのである。
     「ハコベ? って、春の名草の繁縷(はこべら)のこと?」
     「そう。木の影でも育つ植物だから、ここに植えたの。今年は食べずに、種をばら蒔かせようと思って。そうすれば増えるから」
     「増えるからって、あんたこれ食べる気?」
     「あら、薬にもなるのよ。飛蝶なんか、胸やけ起こしたらしいときに、自分で庭に生えてるこの草食べて、治してたわよ」
     「マジ?」
     「お隣のお母さん猫にでも教えてもらったのかしらね。それとも、生まれた時から自然を分かってるのかしら。……そうだ、お姉ちゃん、ハムスター飼い始めたって言ってたわよね? ハムスターも食べるのよ」
     「へ? だって、ハムスターって元は、砂漠のオアシスとかにいた動物よ。オアシスにハコベなんて生えてないでしょ?」
     「たぶんね。でも食べるんですって。会社の友達が言ってたわ――だから、動物の方が人間より自然を分かってるのよ」
     「へェ、そんなもんなの……」
     姉はハコベを踏まないように歩きだし……藤棚の横の、門のそばにある、小石で扇型を描いておいた場所に目を止めた。
     「これ、さっき入ってきた時もなんだろって思ったんだけど、いったい何?」
     「ああ、そこね、桃の種を埋めたの」

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  • from: エリスさん

    2008年12月25日 19時46分16秒

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    うっかり、今年も終わり、みたいな書き込みをしてしまった。

     まだ「全日本フィギュア」が残ってたじゃん、今年の楽しみ。

     私の大好きな村主章枝(すぐり ふみえ)選手、今回はどこまで行けるかなァ。
     織田信成選手も復帰したし。高橋大輔選手が怪我療養中なのは残念だけど。
     それに今年は浅田舞選手(真央ちゃんのお姉ちゃんです)のコーチとして、あの!本田武史さんが就いたそうですし、楽しみいっぱいですね。


     ちなみに皆さん、間違う人が多いのですが、
     【フィギュアスケート】略して 【フィギュア】です。
     フィギア じゃないですよ。

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  • from: エリスさん

    2008年12月25日 18時49分01秒

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    「Re:もうすぐ聖夜ですが……。結果、父様ありがとう!」
     父が今日の昼に新潟から帰ってきまして、

     クリスマスの夜なのに家にいる、可哀相な子供たち(兄と私)を、外食に連れていってくれました!――まさに今帰ってきたところです。

     これにて私のクリスマスイベントは終了です。
     明日からはお正月の準備だな。まだ年賀状書いてないよ(^o^;

     明日は予定どおり小説アップします。が、その翌週の一月二日は休載することになると思います。
     今年もあと少しですね。皆さんも体調管理にはお気を付けくださいね。

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  • from: エリスさん

    2008年12月24日 13時16分27秒

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    ヤッターマンの予告編

    を、今し方初めて見ちゃいました。

    主題歌、山本正之が歌ってた!(^O^)/ 
    めっちゃカッコイイ!!
    私が子供の頃に聞いたものより格好いい曲調になってたんで、新しいヴァージョンなんでしょうね。
    やっぱり「タイムボカンシリーズ」は山本正之さんが歌わないとね。(^.^)b

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  • from: エリスさん

    2008年12月19日 13時04分23秒

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    「箱庭・46」
     「ええ!?」
     自分で成長を止めるって……そんなことが、可能なのだろうか?
     「過去にいくつか症例があるわ。先天的なものもあるし、事故などのショックで体に異常を来したりといったパターンが。でも、精神的に止める人なんて、私が知る限り初めてよ。彼、肉親を――おそらく弟か妹を幼い時分に亡くしてるわね。それが原因。自分だけ大人になることに罪悪感を覚えるんだわ。だから、大人と子供の狭間――高校生ぐらいで成長を止めてしまったのね。彼自身は無意識にやっているのよ。だから、自分に霊力があるなんて気付いてないでしょう」
     郁子には本当に驚かされる。同じ片桐家の血筋でも、こうも違うものかしら。分家筋の郁子がこんなに凄いのだから、嫡流のお嬢様――嵐賀エミリーこと片桐枝実子はどんなにか……と思ってしまう。もし自分も郁子のように道場に入門していたら、彼女たちのようになれただろうか。
     郁子の言葉は続いていた。
     「彼には誰か、優しい女性の存在が必要よ。あなたがそれになる気はない? 愛しているのでしょう? だから彼の子供を……」
     「敬愛しています……でも、結婚はできません。これ以上、母の教えに背くことはできません」
     「聞いたことがあるわ、あなたのお母様のこと。あなたにも、一生に一人の男性と添い遂げるのが女の美徳、と教育しているのね。だったら尚のことじゃない」
     「いいえ、アヤさん……私には、既に千鶴が……女性であっても、既に誰かを愛して、この身まで捧げました。それなのに、子供が欲しい、母親になりたいという欲望のために、倫理を犯しています。もう、罪を重ねることは許されません」
     私がそう言うと、彼女は哀れむように私を見つめた。
     「私たち、もっと早く出会っていたかったわ。あなたのお祖母様があんなひどい結婚などさせられていなければ、私たち、物心がつく前から親しんでいたかもしれない。そうしていれば、あなたをそんな寂しい人にはしなかったわ。――沙耶さん、あなたのお母様の生き方は、確かに潔いわ。でも頑固にも見える。違う? どんなに婚約者を愛していても、だからと言ってその人のために自分の子供を愛さないなんて、それこそ倫理に背いていると思わない? それでも、一個人としてなら構わないの。その思想を子供に押し付けるのは間違っているわ。人間は一人ひとり違う。百人いれば百通りの生き方があっていいの。あなたは、あなたの心の赴くままに生きていいのよ。頑なに心を閉ざしては駄目!」
     彼女は私の両腕を掴んだ。「生きていれば、誰だって何度でも恋はするの。それが当たり前なのよ。そうやって伴侶を探していくものなの。あなたが南条さん以外の人を愛しても、なんの咎もないのよ!」
     「やめて……もう何も……」
     「沙耶さん! あなたはお母様に囚われてる! お母様の間違った思想に!」
     「お母さんを侮辱しないで!!」
     私が叫んだことで、郁子は私の腕を掴んだまま硬直してしまった。
     「お母さんは私の目標なんです。掛け替えのない人なんです。これ以上お母さんを侮辱したら、アヤさんでも許さないから!」
     それを聞くと、彼女は手を離した。
     「ごめんなさい、言い過ぎたわ……でも、私もあなたが大事なの。だから言うのよ。それは分かって」
     私は呼吸を整えて(叫んだことで、少しだけ乱れた)から、言った。
     「分かってます。アヤさんの気持ちは分かってるの。でも、これは私の信念だから……協力してくれるって言ってくれているあなたに、失礼なことして、ごめんなさい」
     「私のことはいいのよ」と、郁子は微笑んでくれた。「それであなたが幸せなら、いいの。……絶対に、死んでは駄目よ。沙耶さん」
     その時、ふと思った。姉がデーメーテール、杏子がマリアなら、郁子の柔らかな笑顔はまるで千手観音のようだと。道場では阿修羅王と呼ばれているそうなのに、私にはまったく正反対に見える。それはきっと、私といる時の郁子が、心の内に慈悲の心を満たしているからかもしれない。



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