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恋愛小説発表会〜時にはノンジャンルで〜

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公開 メンバー数:6人

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from: エリスさん

2008年02月25日 19時38分19秒

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ここらでキャラクター分析・2サークル共通・1

私のサークルの読者は、「神話読書会〜女神さまがみてる〜」と「恋愛小説発表会・改訂版」の両方を読んでくださっているようなので、ここらで共通企画を書いてみ

 私のサークルの読者は、「神話読書会〜女神さまがみてる〜」と「恋愛小説発表会・改訂版」の両方を読んでくださっているようなので、ここらで共通企画を書いてみようと思います。

 先ずは、「恋愛小説発表会・改訂版」で連載中の『秘めし想いを……』
 この時代の人は、恋愛をするのも難しかったんじゃないかと思う。平安時代以降、女性はあまり外に出ない生活を余儀なくされている。宮廷に仕えでもしない限り出会いがない。まさに籠の鳥状態。
 それじゃどうやって恋をしていたかと言うと――ひたすら待っていた。
 自分の噂話を聞いた男性から、恋文が届くのをひたすら待って、その恋文の文章や書いてある紙のデザイン、恋文を結んだ花のセンスなどで相手を見極めて、気に入ったら、御簾や障子で姿を隠しながら会う。
 こんなんで、理想の相手と出会えたらいいんだけど……難しいよね、絶対。

 忍の君が姉の紫苑に恋してしまったのは、こうゆう背景だから。
 後にもう一つ要因があったことは、物語の後半に出てくるのでここでは述べませんが。忍にとって異性と出会う機会がないうえに、実母亡きあと親身になって自分の世話をしてくれた姉は、まさに女神だったんだろう。
 そんな忍にこの先どんな波乱が待っているのか、乞うご期待。

 続きは数時間後に。

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from: エリスさん

2008年02月25日 21時58分58秒

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「ここらでキャラクター分析・2サークル共通・2」
 それじゃ平安時代の女性たちは、どうやって恋文が届くようにしていたのでしょうか?
 これがちょっと姑息な手なんですが、貴族の姫君には必ず「女房」と呼ばれる侍女がいます。その女房たちが、
 「うちの姫君は素敵です。美人で教養もあって、お歌もお琴も上手で……」
 と、噂を流しているんです。
 それは姫君本人が「噂を流しなさい」と命令したわけではなく、女房たちが自分の判断でしていることもあるし、姫君の親が命令していることの方が多いかな。

 この続きはまた明日。

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