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from: エリスさん
2009年08月21日 11時35分26秒
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内容が変わってる(゜o゜)
「あずまんが大王」の改訂版3巻が発売されました
ここでも時々話題にしているので、ご存知の方も多いと思いますが、とある高校に通う女の子たちの話です。アニメ化までされた人気作品なのですが、それが最近になって「改訂版」が出されているんです。
ところどころ修正されていて、書き下ろしも付いている。それはそれでファンとしては喜ばしいことなのですが、この「3巻」に関してだけ言えば、ちょっと.......なところが一か所だけある。
それは、イリオモテヤマネコのマヤーに関する所。
まず改定される前の、すでに皆さんご存知であろう内容から説明させていただきますと、
沖縄へ修学旅行に行った折、班行動で主人公のちよちゃんと、その仲間の榊たちは西表島へ渡った。そこで、彼女たちはイリオモテヤマネコ(ヤママヤー)の子供に出会う――後に「マヤー」と名付けられるその子猫と友達になった榊は、そのまま一緒に西表島観光をすることにした。そして時間がきて、マヤーと彼女たちはお別れをすることになったが、マヤーは榊に付いていこうとする。
「連れていくわけにはいかない。だって君は天然記念物だから……」
その時マヤーの母親が物陰から出てくる――迎えに来たのか、それとも、マヤーが榊に付いていこうとするなら見送るつもりだったのか。
こうして榊たちは帰って行き、マヤーと母親は遠く離れていく船を見送るのだが.....。
ある日、榊たちが自習時間にインターネットをやっていると、マヤーの母親が交通事故にあって死んでしまったことを知る。榊がマヤーのことを心配していると、そこに榊を敵視するノラネコが仲間たちを引き連れて襲いにきた。榊はちよちゃんを守るために盾になろうと立ちはだかると、そこに飛び出してきた影が!――なんと西表島からマヤーがやってきたのである。
マヤーは子猫ながらも野生の声でノラネコ達を威嚇して、追い払った。そしてその直後、力尽きて倒れてしまう。
近くにちよちゃんのペットである犬の忠吉さんがお世話になっている獣医さんがいるので、そこへ急いで連れて行くと、衰弱はしているが命に別状はないとのこと。
「しかしあれは変わった猫じゃのう。まるで、イリオモテ……」
「雑種です!」
二人はマヤーは雑種だと言い張り、その気持ちを獣医さんも汲んでくれて、マヤーを連れて帰ることを許してくれた。
マヤーを抱きかかえながら帰る道すがら、二人はどうやってマヤーがここまで来たのかと想像しながら、涙する。
「きっと大変だったと思う。私はその気持ちに応えてあげなきゃいけない」
こうしてマヤーは榊の飼い猫になるのだった……。
これが改定前の話です。
きっと母猫が死んで、頼るものがいなくなったマヤーは、必死の思いで榊を捜したんだと思える話です。もしかしたら、母猫が死ぬ間際に、
「お友達になった人間のところへ、行きなさい」
と言ってくれたのかもしれない。それはもう、涙なくしては読めない話だったのに……。
改訂版は違ってます! 全然泣けない!
うちの兄は、
「こんな展開はヤダ……」
とうなだれていました。私も嫌でしたけど、こうなってしまった理由はすぐに分りました。
【天然記念物であるイリオモテヤマネコを、ペットにしている】
このストーリーに、クレームを付けた人がいたのではないでしょうか。動物保護団体とか。
とにかく改定後のお話は……皆さんも読んでみてください。もう、話のノリからして違うんです。これはきっと、ファンの間でも賛否両論あると思います。
そりゃ確かに天然保護獣をペットにするのは良くないですよ。良くないけど、これ、フィクションですから。マンガですから。そこらへん理解してほしいものですね。-
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