アニメ東京レイヴンズ、全話終わりました。僕はとても満足しています。その理由は、東京レイヴンズの魅力を十分に伝わってきたからです。
あざのさんの作品を読んでいると、本当の盛り上がりは6,7巻からとなっているのを感じます。しかしBBBのアニメでは、3巻までの内容で盛り上がる前に終わってしまいました。それに比べると東京レイヴンズではしっかりと第一部を全部やってくれました。理想は3,4クールですが現実的ではないので、多少のクオリティを犠牲にしても面白さを優先した判断は、とても嬉しかったです。
内容に関しても、荒削りながらも原作の雰囲気はよく出せていたと思います。ストーリーの緻密さや、北斗や夏目やコンの可愛さ、大友先生や天海部長の格好よさはとても伝わってきました。
回りの原作を知らない方も、おおむね面白いと言ってくれていました。東京レイヴンズの魅力が多くの人に伝わって良かったです。

2期は残念ながらなさそうですが、まだ2部が未読ですしこれからも東京レイヴンズが楽しみです。

『東京レイヴンズ』はキャラデザは良かったと思うんですよ。夏目やコンや鈴鹿は可愛らしさが出てましたし、大友先生は本当に格好良くてキャラの魅力は出ていたと思います。
　ただ、ストーリーはどうしても不満が残ります。原作ファンだからこそ思ってしまうのかもしれませんが、必要最低限のやり取りでどうにか形を取り繕っているように見えてなりませんでした。
　『東京レイヴンズ』は後半から盛り上がってくるので第一部をやりきった方がいいというのも分かりますけど、第一部をやりきっても全体のクオリティが落ちてしまっては本末転倒という気がするんですけどね。
　まぁ、感想や評価は人それぞれですが、それでも『東京レイヴンズ』を多くの人に知ってもらえたのは良い事ですよね。できれば原作ファンが増えてくれると嬉しいんですけど……。

　あと、原作11巻が来月発売します。
　夏目の出生の秘密が明かされたり、10巻では断片的だった仲間達の現状が分かるみたいなので楽しみですね。