「面白かったです」
　ようやく『中の下！』を読みました。

　主人公の成道がかなりのナルシストなので序盤は色々とイタたかったですけど、好きな女の子のために努力したり、相手を思いやったり、ちょっとずつ成長していく姿についつい頑張れと応援したくなる面白いラブコメでしたね。
　ただ、少し微妙なのは成道が狙っているのがあくまでも学年ランク一位の女子ヴィーナスだという事です。絽美への好きという気持ちに多少の打算も含まれていると思うとあまりいい気がしませんね。
　とはいえ、続きは結構楽しみなんですよ。成道が選ぶのはヴィーナスなのか、それとも好きな女の子なのか。学年ランクの真実もありますし、これからどうなっていくのか楽しみです。

「Re:ソードアートオンライン4」
　うーん、今回は展開が早かったのであまり好みじゃなかったですね。
　というか、好みの話になるんですけど『SAO』で面白いと思ったのは作りこまれたゲームの世界観と設定の完成度の高さでだったんですが、『フェアリィ・ダンス』だと話を進めるのを優先されていて各種族や個人がひしめき合っているアルヴヘイムの世界観に深さを感じませんでした。
　まぁ、キリトの目的がアスナの救出なので仕方なかったのかもしれませんが、ただ救出するだけじゃなく『ALO』というゲームの魅力も出して欲しかったですね。

　しかし、アスナを救出しても続くというのは意外ですね。とはいえ、話の流れからすると今度はゲームとして『SAO』を普通にプレイするという話になりそうですが……。

　それと、『SAO』に影響されてMMORPGの『テイルズウィーバー』に手を出してみたんですが、あまり面白くなかったですね。どうも自分にはMMORPGは合ってなかったみたいです。

「Re:Re:Re:アレスについて」
　以前に2chを見た時は、アレスアンチが8割と押され気味の擁護派2割といったところでしたね。それまで高潔で勇敢に戦う最強の騎士というイメージだったのが、パンドラが去った途端に怯えて逃げ出したせいで、ただの臆病者かつパンドラに頼りきっていただけの卑怯者に成り下がってました。
　もっとも、自分のアレスのイメージは元々そんな感じだったんですけどね。アレスは自分が弱いと知った上で戦ったのではなく、パンドラと契約して強さに恵まれたから戦ってたという印象があるんですよ。なので、パンドラという強さを失ったから戦えなくなったというのには特に違和感はないです。ただ、さすがに落ちぶれすぎだとは思いますが……。

　今後の展開については幾つか予想してますけど、今はまだなんとも言えませんね。
　最終的にフィリップと敵対するのは間違いないでしょうけど、立ち直ったアレスがすぐボルネリア軍に入るとは思えないんですよ。むしろ、立ち直ったなら申し開きをしに馬鹿正直に王城に向かいそうな予感がしますね。

「Re:麻雀フレーバー小説です。」
　なんというか、玖路さんの麻雀に対する思い入れが伝わってきましたね。
　それに比べて自分はというと、麻雀をまともにやった事がないので牌譜や駆け引きなどは適当に読んでました。というか、ほとんど流し読みです。いやー、ルールも知らないのに麻雀小説を読むもんじゃありませんね。
　それと、イカサマに関してですが、リアリティを求めすぎでは？ 実際は玖路さんの言う通りなのかもしれませんが、作中では相手が気づかないほどの秘伝の技です。現にアスカは岩さんと打った時に気づいてませんでしたし、最後の勝負で相手が気づかなかったのも許容範囲内でしたね。まぁ、勝負の分かれ目だったのでもうちょっと描写が欲しかったですけど……。
　ちなみに、この作品の評価は、悪くないけれど面白かったわけでもないというところでした。食事に例えるなら、煮詰めてないカレーですかね。

今日届いて一気に読みました。ヒロインを救いだしたのに次巻があるということで、今から楽しみです。

「Re:Re:アレスについて」
パンドラがいたからアレスは英雄とした振る舞いをしたのだから、パンドラがいなくなったら精神的に崩れる。
理解は出来るのですが、やはり違和感というかなんというか。
2chでもどんな意見だったかは知りませんが、アレスの行動を不思議に思う読者も何人かいたんでしょう。

次巻でアレスが復帰するのは決まってますが、アレスは反乱軍に入るのかな。フィルップと敵対する流れだとそうなりそうですが。

ドラゴンマガジンであざの耕平さんの新作の連載が始まったのでその感想でも。いやー、書こうと思ってたんですが、すっかり忘れてました。

　『BBB』のあとがきにあったように陰陽師ものです。陰陽師が職業として成立している現代が舞台で、主人公の土御門春虎は陰陽師の育成機関である陰陽塾の落ちこぼれ。それもそのはず、陰陽師の名門である土御門家の分家の生まれとはいえ元は一般人。なのに、何故陰陽塾にいるか？ それには土御門家次期当主の夏目の存在と分家のしきたりが。
　1話目としては定番の大まかな世界観やキャラクター紹介といった内容で、作品に引き込むようなインパクトは感じられませんでした。しかし、1話目なのでまだなんとも言えません。まぁ、5月発売の1巻に期待ですね。
　それにしても、1巻発売前に月刊少年エースで連載というのには驚きました。よっぽど期待の新作なんでしょうか。

「相変わらず手厳しい」
　作者の自己満足ですか。けど、あとがきを読むとあながち間違ってはいないかもしれませんね。麻雀小説を書いてみたかったとか言ってますし……。
　しかし、麻雀の勝負はそんなにダメでしたか。けど、そうかもしれません。漫画の『哲也』は麻雀のルールをろくに知らなかったとはいえ雰囲気で楽しめたんですが、これはそれほどでもなかったので。まぁ、これに関しては、自分がルールを知らないのもそうですが、漫画とラノベの違いも大きいと思いますが……。

アニメ化するという事で二巻まで読んだのですが、
凄く面白いです！
　ジャンルとしては、未来のハードボイルドアクションになるのかな？　ちょっとキツイ場面もありますが、セリフも好い事言っているし、アクションシーンも好いし、二巻はカジノのシーンが楽しかったですv

　5巻のラストでアーシアが以前に助けた悪魔ディオドラにプロポーズされたので、ラブコメの定番である三角関係にでもなるかと思っていたんですが、そうはならなかったので残念。
　まぁ、予想とは違いましたが、今回は懐かしのキャラが再登場したり、イッセーは相変わらずスケベでバカだったりと楽しかったですよ。
　ちなみに懐かしの再登場キャラはエクスカリバー所持者の一人だった紫藤イリナと外道神父のフリードの二人。
　紫藤イリナはなんと天使になって転入してきました。なんかまたイッセーのハーレム要員が増えたような気もしますが、今のところはそんな感じじゃないですね。しかし、ラブコメにおける最強のポジションでもある幼馴染キャラですから今後次第ではそうなってもおかしくはないですね。いや、確実にそうなるでしょうね。だって、ハーレム系のエロコメだし……。
　外道神父のフリードはちょっと哀れでした。だって、すっかりと強さがインフレしてしまったせいで正真正銘ただの雑魚に成り果ててあっさりと永久退場だったからなぁ……。自分としては強力なセイクリッド・ギアを手に入れてイッセーにちょっかいを出してくれる小悪党キャラとして末永く登場して欲しかったんですけどね。残念です。
　イッセーのスケベとバカさも相変わらずです。それにしても、バイリンガルは想像以上に恐ろしい技だったんだと少し認識を改めました。もはや変態の域の技だけれど、女性に限れば圧倒的でした。しかし、あれに負けるのは色々と屈辱だろうなぁ……。
　そして、さらにバカなおっぱいネタが登場します。新技ではないんですが、色んな意味で痛い。ドライグがマジ泣きするのも無理ないですね、アレは。
　今回で旧魔王派との戦いもほぼ決着がつきます。そして、次の敵は神滅具所持者達になりそうです。使い方次第で神や魔王以上の力の持ち主達となると今までで最強の敵かもしれませんね。