師走トオルさんの新シリーズ。
　とある事情でお嬢様学校に転入した読書好きの主人公が、部員不足の現代遊戯部に無理矢理勧誘され、ゲームにのめり込んでいくというストーリー。
　わりと面白かったです。ゲーム好きでもある自分としては、徐々にゲームにのめり込んでいく主人公の様子が良かったですね。
　ただ、この作品に登場するゲームがアクション系だったので、RPG派の自分とはジャンルが合わなかったので共感しずらかったです。これで、実際に登場したゲームをプレイした事があったらもうちょっと違っていたんでしょうけど……（ちなみに、作中に登場するゲームは全て実在のゲームです）。
　とはいえ、ジャンルがアクションなのは仕方のないところですかね。初心者が一番入りやすいですし、協力プレイもしやすいジャンルですからね。
　さて、次はどんな展開、というか、どんなゲームが登場するか楽しみです。まさか『ギアーズ・オブ・ウォー』だけなんて事はないでしょうしね。できれば、プレイした事があるゲームだといいんですが……。

「ハイスクール D×D」
　ドラゴンマガジン7月号の付録、えろコメあんそろじーに載っていた短編です。
　サーゼクスのとんでもない趣味に付き合わされるイッセーの受難ぶりに笑わせてもらいました。
　いや、妹の寝顔を撮るのは悪くないとは思うんですけどね。しかし、子供の頃ならいざしらず、さすがに高校生になってまでというのはどうかと……。しかも、深夜に忍びこむとなると変質者以外の何者でもないような……。
　いつかの試練の時といい、こんなのが魔王でいいんですかね。

「魔法少女リーア☆マジか！？」
　『ハイスクールD×D』の短編です。
　今回は某魔法少女のブームに乗って、『ハイスクールD×D』の誇る二大魔法少女（？）がやりたい放題するお話です。
　まぁ、魔法少女のオーディションに魔王少女を筆頭にオカルト研究部、生徒会のメンバーが参加するという話なんですけどね。
　しかし、レヴィアたんだけでなく、まさかミルたんまで参加していようとは……。しかも、オーディションだけでなくバトルにまで参戦するし、何故かスティックで敵の魔法を打ち消してるし……。まったく、ネタキャラだからってやりたい放題しすぎですって……。
　それと、今回はイラストが使いまわしだったのが少し残念。リアスやソーナの魔法少女姿を見てみたかったんですけどね。
　そういえば、短編で生徒会メンバーがまともに登場したのはこれが初めてですね。この調子で長編だけでなく短編にもちょくちょく登場してきて欲しいです。

「Re:東京レイブンズ 4」
　そういえば、マンガ版は原作2巻が終わったところなんですが、次は長編ではなく、どうやら時系列に沿って短編をやるようです。
　ちゃんと時系列に沿ってくれるので嬉しいです。しかし、問題はどこまでやってくれるかなんですよね。少なくとも、原作4巻に載ってたところまではやって欲しいところですが……。
　実はマンガ版は3巻で終わるんじゃないかと不安だったのですが、この様子だとどうやらその心配は杞憂に終わりそうなので安心しました。
　出来が良く面白いのでまだまだ続いて欲しいです。

「東京レイブンズ 4」
　思わぬキャラが再登場するという事でしたが、誰なのか帯を見れば読むまでもなく分かってしまいました。『ダーリン』なんて言葉を使ったのは一人しかいませんし……。
　ちなみに、予想以上に面白い展開になりました。希望に溢れた新学期が悲惨な地獄へと変わる展開は最高でした。なんでそんな事になったかというと、それはもちろん『しきたり』絡みです。いや、本当に厄介なしきたりですよねぇ。
　で、実は4巻は長編と短編が組み合わさっていたりします。副題の『〜＆days in nest』がどういう意味かと気になっていたんですが短編の事だったんですね。
　ただ、この長編と短編を一つにまとめた構成は好きではなかったりします。一応、回想という形をとってはいるものの、形だけで後半に短編を載せているだけでした。これで短編の間にちょっとしたエピソードを挟んだりしてくれたら回想として見れたものになるというのにそういう工夫が何一つないんですよ。
　形だけの回想で長編と短編を一つにまとめるよりも『BBB』のように短編は短編集として独立させて欲しかったです。『BBB』と同じで長編の空白期間を短編で補完するという形をとっているので、回想よりも短編集にして独立させた方が合っていたと思うんですけどね。何よりもそっちの方が書き下ろしという楽しみもありましたし……。

「俺の妹がこれで最終回なわけがない」
　アニメ15話の感想を。
　OPのバージョンアップは主に桐乃のシーンが追加されてました。さすがに最終回はヒロインをメインにという事なんでしょうね。
　さて、話の方はわりと原作に忠実ではあるんですけど、あまり面白くはなかったです。アニメだとなんか物足りないんですよね。やっぱり心情描写の差でしょうか。それに、このあたりから京介のシスコン具合が加速しすぎてしまい感情移入しにくくなったというのもあるかもしれません。
　さて、やっぱり今回で最終回でしたが、タイトルからして第二期がありそうですね。それとも、またネット配信でもするんでしょうか。

「棺姫のチャイカ Ⅱ」
　竜騎士の正体は大戦の英雄の一人でした。いきなり二人目というのはちょっと展開が早い気もしますが……。
　いやー、それにしても竜騎士強かったなぁ。どんな戦い方なのか気になってましたが、棄獣である竜と契約して竜の身体変化の魔法を使うとは……。しかも、ただ形状を変えるだけに留まらず、武装まで自由自在に作りだし、傷さえも治癒できるのでほぼ不死身というデタラメさ。
　そんなデタラメな竜騎士とどうやって戦ったのかはお楽しみとして、結末はかなり意外な事に。まさかこうなるとは……。
　それと、物語の重要人物も登場してきました。チャイカに情報を与えるギイと名乗る少年なんですが、明らかに人間ではなさそうなんですよね。つい『スクラップド・プリンセス』のゼフィリスを連想してしまいましたけど、一体何者なんでしょうね。
　チャイカを巡る物語はこれから面白くなっていきそうです。

「君が誘う境界線」
　ドラゴンマガジンに読切があったので読んでみました。
　どうやら1巻の後日談みたいです。
　正直、あまり面白くなかったです。1巻を読めばまた印象も違ってくるのかもしれませんが、少なくともこの読切ではキャラに魅力というものを感じませんでした。
　というか、見た目が幼女なキャラや、看護婦のセリフに☆を入れる変なキャラ付けは止めた方がいいと思いました。
　それにしても、前作の先生といい、今回のリカちゃんといい、見た目幼女が好きだったりするんですかね八街さんは……。

「アニメ2期決定！」
　『これはゾンビですか？』のアニメ2期が決定！
　ドラマガなどで重大発表があるとかありましたから、たぶんそうなんじゃないかなとは思っていましたが……。
　タイトルは『これはゾンビですか？ 地獄変（仮題）』だそうです。
　さて、2期はニコニコ動画で無料配信されますかね。配信されたら全話見るつもりではいるんですけど……。

「ミニスカ宇宙海賊」 5巻　白銀の救難船
「蒼穹のカルマ」 7巻
「クジラの彼」 有川浩
「中の下」 4巻
「藤宮十貴子は懐かない」 5巻
「グインサーガ」 119〜125巻
「生徒会の水際」
「猫物語・白」
「サマー/タイム/トラベラー」 上下巻
「紅牙のルビーウルフ」1〜5巻
「氷結境界のエデン」 6巻
「漂う書庫のヴェルテテラ」5巻
「GENEZ」6巻
「鋼殻のレギオス」17巻
「ヘルカム」 1巻
「デート・ア・ライブ」　1巻
「ごめんねツーちゃん」
「グリモアリス」2巻
「ムシウタ」11巻
「そばかすのフィギア」 菅浩江
「ハルヒの驚愕」上下巻
「ハルヒの秘話」
「レインツリーの国」 有川浩
「薔薇のマリア」 15巻
「火の国、風の国物語」14巻
「詩羽のいる街」　山本弘

特に下の三つは面白かったです！