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  • from: アキツキさん

    2007年10月26日 21時37分25秒

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    感想

    ラノベを読んだので感想を書こうと思います。
    読んだものは「アビスゲート」「鋼殻のレギオスVII」です。
    まずレギオスですが、前巻での急展開で読者が置いてけぼりになったような感じでしたが、今回でもその事はあまり語られず不明な点がそのままです(廃貴族や狼面衆など)。
    物語の中心ぽいのでそのうち語られると思うので待つとしましょう。
    今回の内容は、都市対抗戦が始まったのですがあまり印象に残りませんでした。一番のポイントは遠くにいた幼馴染との再会でしょうか?戦闘も面白いのですが、恋の行方のほうが今は楽しみです。

    アビスゲートですが、先月スニーカー文庫のDOORSに続いての神坂一の新シリーズです。こちらはDOORSと違いファンタジーです。
    内容は、突如現れて周りのもの全てを呑み込む災害アビスゲート。そのアビスゲートを人的に起こす者達。そして偶然その事と関るようになった主人公たち。とてもアバウトに書くとこんな感じですかね。
    話のテンポはとてもいいです。すらすらと話が進んでいきます。戦闘も分かりやすい。イラストも個人的に大満足。
    最近ファンタジー物を読むことが少なかったのですが、やっぱりファンタジーは面白いと思いましたね。

    最近時間に余裕があるから、長編物でも一気に読もうと思う。
    候補は「空ノ鐘の響く惑星で」。完結してる奴他にあったかな?

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コメント: 全1件

from: どらごんさん

2007年10月28日 17時08分02秒

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「読みました」
 自分も〝鋼殻のレギオス〟と〝アビスゲート〟を読みました。他にも〝ブラック・ブラッド・ブラザーズ〟や〝火の国、風の国物語〟も読みましたよ。
 
 鋼殻のレギオスは前巻の急展開についていけなかったんですが、今回は元に戻った感じなので一安心です。今回はハイアとの決着がメインになったけれど、個人的には都市対抗戦をもっと描いて欲しかったですね。まぁ、レイフォンが参戦したらそれこそ一瞬で決着がついてたような気もするんだけど……。
 それと、次の巻はレイフォンと女性陣の関係が面白くなりそうですね。天然鈍感病のレイフォンがどうなるのかちょっと楽しみです。あと、サヴァリスの動向も気になるところかな。絶対に何か企んでそうだし……。
 それにしても、狼面衆もそうだけど、イグナシスやリグザリオなど前巻ででてきた謎は完全に放置ですね。正直、謎のままにされると違和感があって気持ち悪いし、早いとこ説明が欲しい。
 
 アビスゲートはそれなりかな。なんか、スレイヤーズの頃と比べるとキャラが堅い感じだったな。もっと豪快なキャラがいた方が好きなんだけど、不幸体質ぎみなクラウスは結構好きでした。話のテンポはいいし、それぞれの思惑もあって面白かったけど、話に引き込まれるようなインパクトがなかったのは残念だったな。まぁ、続きに期待ですね。

 ブラック・ブラッド・ブラザーズは、10年前に世界を震撼させた吸血鬼の血統〝九龍の血統〟と吸血鬼と人間との共存を目指す〝カンパニー〟との戦いがメイン。吸血鬼同士の激しい戦闘、キャラクターの意志や思惑が交錯する展開が面白く、オススメの作品です。
 今回は一つの戦いが終わって新しい戦いにそれぞれが備えていくという感じです。前情報で知った〝豪王フォワード〟のプロポーズはどうなるのかと思ったけど、ほぼ予想通りの展開でした。ただ、バウワウ卿には笑った。中身があの人とはいえ、まさかアレが単品で動く日がやってこようとは思ってなかったんで……。
 
 火の国、風の国物語は、謎の精霊パンドラと契約した騎士アレスが国を揺るがすほどに大きくなった反乱軍と戦うという王道的なファンタジー戦記。定番過ぎるんで、ちょっと面白味には欠ける感じでした。まぁ、キャラクターは個性的でいい味をだしてるんだけど、王女のツンデレは狙いすぎかな。
 ちなみに、火の国、風の国物語はドラゴンマガジンで連載中。連載は反乱軍視点で、優れた軍師であるジェレイドの策略を使った戦いが描かれています。王国側と反乱軍側の二つの視点で楽しめるのはいいですね。二人が戦場でぶつかる時が楽しみだ。
 ファンタジーなのでアキツキさんは結構好きそうなんじゃないかと思いますよ。

 それと、長編を読もうと思っているならオススメを一つ。富士見の〝モンスター・コレクション・ノベル〟なんか読んでみるのはどうでしょう。いくつもシリーズがあるけれど、古代帝国の遺産から始まるイエル編は面白いですよ。

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