「Re:Fate/Zero」
　アキツキさん。コメントどうもありがとうございました。では、こちらも感想を……。

　4巻は最後の戦いに向かってハイスピードで進んでいく展開、激しい戦いに次々と脱落していく者達、そしてあまりに救いのない終わり方。けれど、これがFate/stay nightへと続いていくんだと思うと、決して無意味ではないのだと思いますね。
　で、休まず一気に読むほど面白かったんですけど、展開にしろ戦闘にしろ少し物足りなさを感じました。もうちょっと盛り上がりが欲しかったというのが、正直な感想でしょうか。とはいえ、ライダーと未熟なマスターであるウェイバーについてはよく描かれて良かったですし、ライダーの最後とその後のウェイバーには熱くなるものを感じました。
　ちなみに、自分としてはこの凸凹コンビがFate/Zeroで好きなキャラの1位と2位でしたね。で、一番好きなのはウェイバーになります。破天荒なライダーも好きですが、やっぱりヘタレキャラの方が好感が持てるんですよ。それに、最後に少し成長しましたしね。

　なんかFate/Zeroを読んだせいか、久しぶりにFate/stay nightをやりたくなってきた。久しぶりにやってみようかな。ん〜、安かったらレアルタ・ヌアを中古で買うのも悪くないかも……。

「Re:Fate/Zero」
　fate/zero読み終わりました。それでは感想を。

　fate本編は奈須きのこが、このzeroでは虚淵玄が書いているのですが、はじめは奈須きのこが書かなくていいのだろうか？違う人が書いてfateという作品ができるのか？など心配していましたが、読んでみると間違いなくfateでした。
　それで中身ですが、本編では主人公側の目線ばかりで書かれていた戦争ですが、zeroでは主人公側以外の目線から見た戦争も書かれていて良かったです。七人のマスターと七人のサーヴァントがどのように想って戦争に参加しているのか、なぜ聖杯を望むのか、というあたりはよく書かれていたと思いました。
特に切嗣と綺礼の二人は深く書かれていました。もともとzeroはこの二人の対決を書いた物語ですので当然ですが。　
　それと、ライダーのマスターであるウェイバーですが、物語を通してだんだんと成長していく彼の様子は読んでいて楽しかったです。zeroの物語で彼だけは得た物があったと思います。