王道系ファンタジーと紹介文に書いてあるし、イラストも気にいったので購入しました。

　大陸の南に魔人至上主義の帝国、北に人魔平等の共和国、その間にいくつかある小国。
ミスマルカ興国はいくつかある小国の一つで、主人公は興国の王子。王様が不在のときに帝国の軍が攻めてきて、主人公がどうやってこの危機を乗り越えるか。
　感想なんですが、話の進むテンポがよくて、全体的に明るい感じで読んでいて楽しかったのです。
でも、大事な場面での盛り上がりがイマイチだったかなと思いました。
　それと読んで気になったことが、
・帝国を打ち破るために主人公が知り合いの闇商人のところで商品を買うのですが、
　この買った商品が主人公側に都合が良すぎなのではないのかなと思った。

・旧時代の遺産としてバイクや車が出てくるのですが、車とか出すのはやめて欲しかった。

・文章にミスがあった。

・話の最後に明かされる主人公とヒロインの関係。
　今明かさなくてもは次の巻ぐらいでよかったのではないのかと思いました。

　自分は十分楽しめたので続きが出たら買ってみようと思います。