「『BBB』S 1〜３」
　富士見の定番というか、短編は長編と違ってコメディなのでまた違った面白さがありますよね。
　で、各巻の好きなエピソードの感想でも書いておこうかと……。

　1巻は『働く（？）吸血鬼』かな。誘拐されたのに気付いてもらえないなんてミミコが哀れすぎて……。あそこまで堂々と遅刻されたら、誘拐した側も目を逸らしたくなりますよね。そして、最後のマシンガン乱射には笑いました。水曜日はマシンガンの日って……。

　2巻はギャグなら『特区の少年王』ですね。セイがゲーム好きなのに、弱いとは……。負けこむにつれて、どんどん不機嫌になっていくセイと一喜一憂するミミコに笑いました。特区最強の古血もゲームだと話が別のようですね。
　それにしても、いくらボロ負けしたからといってゲームそのものを回収するのはどうかと……。数千年生きた偉大な古血なのに、なんて大人気ない。

　2巻はシリアスなら『ネズミたちの夜』ですね。本来敵対する立場であるレイモンドとのささやかな友情がいい。そして、ネズミにはネズミの意地がある。そんなレイモンドの振舞いも格好良かったです。
　
　3巻は『ある吸血鬼の僕』ですね。ミミコVSサユカの戦い、サユカの長編でのクールな姿からはとても想像できないバカップルぶりには笑いました。しかし、ただいまのちゅーっはさすがに痛すぎる気が……。　

「聖戦前夜 その2」
　現在ドラゴンマガジンで連載中の『BBB』待望のエピソード2回目。
　前回は予想してなかったキャラの登場したので驚きました。でも、冷静に考えてみれば子供がいるんだから九龍王妃がいても不思議じゃないか。とはいえ、その九龍王妃がまさかカーサと同じ混血児で、カーサの孫とは思ってもみませんでしたが……。
　そして、今回は九龍王も登場。なんというか、どこか超越したところがあって、『賢者』と似たような感じを受けました。
　さらにウォーカーマンも登場して、いよいよ舞台に役者が揃ってきたという感じですね。あとメインになりそうなので揃ってないのはダールかな。どういう経緯で『九龍血統』に染まったのかが気になるところなので、登場が待ち遠しいですね。

「そういえば……」
　アニメの内容は4巻まで（3巻までの方が近いかな？）なんですよ。なので気が向いたらアニメの方もどうでしょうか？
　ただし、個人的にはあまり出来がよくないのでオススメはしません。やっぱり『BBB』はラノベで読むのが一番ですね。

「Re:BLACK BLOOD BROTHERS」
　３，４巻読み終わりました。

　３巻はそれぞれの人物の立ち位置なんかが分かってきて物語がより面白くなってきた。ゼルマンが今後どのような行動をとるのかが気になりますね。カンパニー側につくのか、誰とも組まないのか。
それと、カーサとジローの因縁。香港でのことは２、３巻ぐらいつかって書いてもらっても全然ＯＫです。
　４巻はジローが人間から吸血鬼になる話。
表紙にカーサがいたのですが、本編では出番が少なく残念だった。
ジローは今とはさすがに違いますね。作者はうまく若々しさがかけてたと思いました。
こういう話を読んでしまうとジロー、アリス、カーサの話も読みたくなります。

　ここまで読んで好きなキャラはカーサですね。読んでいて一番引き込まれます。特にジローとのやり取りは好きですね。

「倫敦舞曲」
　ロンドン編は結構好きでした。特に100年前のロンドンという舞台で『切り裂きジャック』などの実在の人物を上手く登場させてたのが良かったですね。ジローとアリスのロマンスも面白いですし……。
　それと、ぷるさんはアリスを応援するとの事ですが、自分としてはアリスは微妙な感じなんですよね。どうもコタローとキャラがかぶってしまってアリス自身が見えづらいというか……。

　で、4巻を読んだ後は長編を離れて、短編の1〜3でミミコの護衛として活躍するジローとコタローの日常を楽しんでください。

「陣内最高ですよ」
　やっぱり『BBB』の魅力の一つは渋くて格好良いオヤジにあると思うんですよ。というか、特区を裏で支える尾根崎会長や陣内がいてこそ、ミミコやジロー達が思う存分戦えるわけですしね。
　続きを読めば、ぷるさんも陣内の格好良さと偉大さがよく分かるのではないかと……。

　ちなみに、好きなキャラの順位は今のところ2位はミミコ、3位がゼルマンといった感じですかね。あと、それ以下はちょっと順位をつけがたいですね。『BBB』は魅力的なキャラが多いですし……。

「Re:BLACK BLOOD BROTHERS」
>自分の一番は陣内ですね
渋いっすねｪー！

mixiの「BBB」ｺﾐｭﾆﾃｲｰでの人気投票では１位のジローに僅差でゼルマンが２位に着けたそうです。
結構人気あるんだ！
　その勢いで ゼルマン様のコミュに入ってしまいましたw