今月は『L2 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗な伝説』と『召喚士マリア 堕天使に安らぎを、真の名に微笑を。』の2冊を買いました。

　え〜と、『L』はどんな話かというと、ヒモやってた詐欺師バーンと竜の力を持つ『竜徒（ドラグ・ジーン）』の少女アーティアとのラブコメかな？
　で、その2巻なわけですが、1巻で不満だったキャラや世界観に厚みが出てきたので少し面白くなってきたという感じですね。特にバーンとアーティアが自分の知らない相手を知っている人物の登場で戸惑ったりするのは不器用で微笑ましかった。
　ただ、ノリが軽すぎて若干苦手。どうも相性が悪いみたいです。


　『召喚士マリア』はおちこぼれ召喚術師のマリアが色々な事件を解決するという話で、今回で完結です。
　いきなり最終決戦になったという気もしますが、捕らえられたところを仲間が助けにきたり、かつて戦った相手が援軍として力を貸してくれたり、燃える展開があって面白かったです。
　しかし、少し詰め込みすぎという感じだったのがちょっと残念かな。どうせなら2巻に分けてじっくりと描いて欲しかったですね。