内容としては相変わらずアニメ本編をナナリー視点で補完しつつも独自の展開という形になってますね。
　今回はナナリーがマオと同じで心を読めるようになったせいで、アニメと比べて格段に黒くなってて驚きました。しかし、これはこれで面白かったですね。中でも自暴自棄になって今まで隠していた不満をアーニャにぶつけるシーンは良かったです。イメージが崩れますけど、少しくらいどろどろとした内面をもってる方が好きです。
　あと、ルルーシュが精神世界で本心をナナリーに話すというアニメにはない展開も印象的でしたね。アニメの終わり方もいいと思うんですけど、こっちの方が良かったですね。
　ちなみに、ルルーシュの生死に関しては明確にはしてませんが生存に傾いている描写でした。自分も生存派なので少し嬉しかったです。