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from: ふじさん
2010年09月10日 23時55分04秒
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墜落世界のハイダイバー
ふじです。
マイナー作品をおすすめしたいな〜と思いました。
ということで角川スニーカー文庫から発売された「墜落世界のハイダイバー」を。著者は「六塚光」です。
ある日、コンビニでお弁当を買っていたら異世界に「墜落」した主人公が、「巨乳は神聖なものとして優遇され、貧乳は奴隷以下の扱いで面白半分に殺される」奇怪な「巨乳カースト制度」がまかりとおる世界でさまようことになる。
という感じでギャグみたいな設定の話をエグくシリアスに描写していて、変な読み心地です。「何か変な話読みたいな〜」というひとにおすすめ。
というかこの著者は吸血鬼をうどんにしたりペンギンがタイムトラベルしたりで、なかなか奇妙な作風で好みです。
文体は平易で改行多めなので、さっと読めちゃいますし。
コメント: 全2件
from: どらごんさん
2010年10月30日 23時13分45秒
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「墜落世界のハイダイバー」
ギャグのような設定でシリアスというので興味を惹かれて買ってしまいました。
巨乳カースト制度というギャグのような設定があるんでコメディよりの作品かと思ってたんですが、異世界イセス・メリアで生きるためにそれぞれがイセス・メリアの常識の中で立ち回るという思っていたよりもシリアスな話でした。
そういう意味では期待通りだったんですが、面白いかとなると普通といったところでしたね。話としては悪くはなかったんですけど、それ以上ではなかったんですよね。
ただ、イセス・メリアが戦国時代のように複数の勢力が乱立する群雄割拠の世界なので今後の展開次第でいくらでも面白くなりそうですね。
from: どらごんさん
2011年01月09日 21時29分17秒
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「墜落世界のハイダイバー 2」
おっぱいカースト制度以外にも貧乳至上主義というこれまた妙な設定が出てきましたね。まぁ、主流派があれば反主流派があるのは当然ですけど、その基準が胸のサイズっていうのはなぁ……。
そんな馬鹿っぽい設定とは裏腹に、内容は一巻よりもさらに殺伐としてきましたね。一巻ではイセス・メリアの過激な貧乳差別と異邦人の身の振り方が中心でしたけど、二巻は貧乳差別だけでなく必要ならば他人を殺すのを躊躇わないというイセス・メリアの常識が印象的でした。
おっぱいカースト制度はさすがにどうかとは思ってますが、こうした元の世界とは違う常識に身を置かなければならないという異世界召喚モノの面白さがありますね。
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