アニメ『ブラック・ブレット』第3話の感想です。
　延珠が思ったよりもすぐに戻ってきたけど、学校に居場所がなくなってしまうとは……。必死に訴えても聞いてもらえずに拒絶され、それでも悲しみを堪えてガストレアと戦う姿には胸が痛みます。
　そして、倒したガストレアから回収したケースを巡って蓮太郎が蛭子と戦うもあっさりと敗北。けど、あそこまでボロボロにされて何故生きてる。回想で何か手術を受けてるシーンがあったし、改造でもされてるのかな。けど、サイボーグにしても異常な気がするし、人工的に作られた呪われた子供だったりするんだろうか？
　そして、蛭子はどうやらただの破滅主義者ではなさそうです。仕事で行動しているらしく、それはつまり蛭子に仕事を依頼した黒幕が存在するという事。これでは蛭子を倒してもまだまだ終わりそうにはありませんね。とはいえ、その黒幕がモノリスの結界を壊してどうしたいのかさっぱり分かりませんが……。
　ケースを手に入れた蛭子を蓮太郎達が追いかけますけど、どうなるんでしょうね。

アニメ『ブラック・ブレット』第4話の感想です。
　蛭子、ステージⅤのガストレアとの戦い、そしてエピローグ。色々とありましたが、どれもあっさりと終わってしまってあっけなかったです。
　蛭子との戦いでは、蓮太郎の秘密が明らかに。しかし、サイボーグだったとは……。前回の戦いで致命傷をくらって生きていたのであの生命力はサイボーグではなく呪われた子供ではないと説明がつかないと思っていたんですけどね。
　蛭子の目的は戦争の再開による兵士としての自分自身が必要とされる世界に作り変える事でした。分からなくもないけれど、それだと蓮太郎と同じように民警でもいいわけで、本当のところは呪われた子供である娘が認められる世界を作ろうとしているような気がしました。
　そして、世界を滅ぼしたといわれるステージⅤのガストレア。蛭子を倒して呼び寄せるのを阻止するのかと思っていたら来たよ。しかも、どれだけのものかと思えば一発で倒されてしまうというあっけなさ。というか、こんな超兵器があるならステージVのガストレアに結界を壊される心配なんて最初からいらなかったと思うのは自分だけ？
　エピローグではこの事件の黒幕とその目的が明かされましたが、黒幕にたどり着くまでの過程がすっ飛ばされてる上にその目的があまりにくだらなかった。とはいえ、呪われた子供達への差別と戦うという意味ではこういう黒幕も悪くは無いのかもしれません。
　1巻分の感想としては、ガストレアという明確な敵の他に呪われた子供達への差別という社会的な問題と戦うという点でなかなか面白かったです。ただ、最後が色々とあっけなかったので話としては微妙でしたけどね。