現代と異世界が繋がってしまった都市で、異世界の犯罪者を刑事ケイと異世界の少女剣士ティラナが追うという話です。
　現代と異世界の価値観が混じりあった都市で、それぞれの正義からいがみ合いながらも捜査を続けていく二人の様子は刑事ドラマみたいで悪くなかったんですが、その一方で話に惹き込まれるようなインパクトや盛り上がりが物足りなかったです。
　続きに期待を持てる作品でしたけど、今は『フルメタ』の最終巻の方が気になりますね。

　それと、個人的に『フルメタ』の1巻とキャラの立ち位置が似通っているのがとても気になりました。
　『フルメタ』だと戦争という世界しか知らない宗助が平和な学園という異なる価値観の世界にやってくるわけですが、『コップクラフト』のティラナも異なる価値観の世界にやってきたという意味では同じですし、かなめやケイなどの現地（？）の人間が無視しきれずに面倒を見るというのも同じです。
　そして、敵に関しても事件の裏で糸を引いている黒幕（『フルメタ』の場合はガウルン）がいて、黒幕とケイに過去の因縁があったりしますし、さすがに似すぎてると思ったんですよね。
　まぁ、いくらなんでも2巻以降はそんな事はないと思いますけど……。

ついさっきこのラノ2010を買ってきました。
2008年10月1日〜2009年9月30日のランキングだそうです。

１．『バカとテストと召喚獣』
２．『化物語』
３．『文学少女』
４．『とらドラ！』
５．『生徒会の一存』
６．『黄昏色の詠使い』
７．『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
８．『ベン・トー』
９．『とある魔術の禁書目録』
10．『蒼穹のカルマ』

このラノは一応毎年買ってるんですけど、今年は特に信……いえ、何でもないです。
いよいよ群雄割拠になってきたなという感じですね。
個人的には化物語以外好きな作品がないというのが寂しいです。
それでも『薔薇マリ』『され竜』『円環少女』などが、打ち切られないだろうという程度の人気を保ってるのを確認して安心しました。

「メディアワークス文庫」を買おうと思っている人はいますか?
知り合いが出すので読んでいただきたいのですが……。

それと「このラノ2010」であった「ベントー」とは面白いんですか?
あらすじを読む限りだと半額のお弁当を手に入れるためにお店で戦うとか、現実に起きたら警察に呼ばれるような話だとありましたが。

あと 玖路さん。文章で何でもないと書くなら、そう書くより削除したほうがいいですよ。

　今回はボルネリア領でジェレイド達がまだ反乱軍だった頃の戦いが終わるまでの話です。
　常にギリギリの状況で戦ってるジェレイド達反乱軍の戦いは面白いですね。回想なので結果的に勝つと分かっていても、劣勢をどうやって覆すのかという緊張感があるのがいいです。ただ、勝利のために手段を選べないとはいえ、ジェレイドは本当に罪深いと思いました。まぁ、そういった戦争の醜さも戦記ものの醍醐味だと思いますけど……。
　ちなみに、アレスの場合は戦記というよりも英雄叙事詩ですね。

　ただ、今回はただの回想では終わりません。むしろ、回想後が本番です。詳しい内容はネタバレになるので書きませんが、この展開はいつか来るんじゃないかと思ってました。というか、むしろ待ってました。ただ、予想は若干外れましたが……。
　いやー、毎回続きが気になるような終わり方をしますけど、今回はさらに特別ですね。来年の春が実に楽しみで仕方ありません。

三雲岳斗の「ランブルフィッシュ」の３巻だけ抜けている。

仕方がないので、古本屋で税込100円で買って来ました。

何故、阿智太郎先生は電撃文庫で小説を書いているのでしょうか？
他の作品と比べて全く描写がキチンとしていないのに。電撃文庫は本来描写がちゃんとしていて読んでどういう場面かを詳しく想像できるのが売りなはずなんですが。

電撃文庫「夜と血のカンケイ」とても面白かったです。
夜音が吸血鬼なのに健悟のクラスに転校してきたのを読んでから凄く面白くなる予感がしたのですが予感通りでした。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが読んでみてください。

あとロウきゅーぶを読んだことある人はいますか。
感想を聞きたいです。

　ファンタジア大賞の大賞受賞作家である川口士の新シリーズです。
　聖堂という教会のような国が害悪とみなした本を焚書するという世界で、本好きの星導師ジグウォルと本の精霊レジィナが聖堂と争いながらも珍しい書物や星導の奥義書『五賢七書』を探していくという話です。
　1巻という事もあって世界観やキャラ紹介がメインになっていてますが、あまり厚みがあるともいえず面白いとは言いがたいで内容でした。正直、話や続きにこれといって惹きつけられるものがなかったのでシリーズものの1巻としては失敗した感じがありますね。
　あと、前作『ライタークロイス』の頃と比べて硬かったキャラクターやセリフがくだけているのが印象的でしたね。というか、変わりすぎてて違和感を覚えたくらいです。