昨日のディケアでの１コマ…

被害妄想と八つ当たりで、メンバーの一人がターゲットに攻め寄った。彼女は統合失調症患者である。つまり病気だ。
彼女は友人に因縁つけて、大声を出していた。
誰もが彼女に対し快くは思うわけも無く、ただ黙って時を待っているだけだった。

事が収まると、彼女は病院を後にした。

その後、あるメンバーが口にする…
「何だか今日は知らんけど疲れたわ。もう俺は帰るわ。。。」
そして、私に話し掛けに来た様子のメンバーが…
「お持ち帰りしないで、この辺に置いて帰ってね…」
そう言って苦笑いし彼を見送った。

それから、私は彼と話し始めた。
自分の生き辛さの根本が何だったとか…
それは新鮮で、淡々と話せる事だった。
彼は言った。
「俺はこうやって話してて少し楽になったよ。それでも少しはやっぱり持ち帰ってしまうんだろうけどね」
私は、まだ悶々としているモノが消えないでいた。

彼に尋ねる…
「それって怒りなの？」
「そうだね。。。」
彼は答えた。
私は話す…
「私は怒りってよりも、不安な気持ちになった。親父とダブってしまうんだ。あれが男の人ならフラッシュバックしてたかも知れない。怖くて嫌で、その場からも最後まで居ることが出来ないで非難したし…。怒りじゃなく不安。。。」
…色々な環境で、色々な感情のコントロールが出来ない。
違うけど同じ。
同じだけど違う。

こうなると、辛い日ってなってしまうから、私は粘った。
病院から帰らず、喫煙室でタバコを吸いながら３０分…
スタッフも共有する喫煙室は、なかなか一人にはしてくれない。
やっと一人になって、ため息が出てくれて…
子供達が何処に居るのかメールで確認してみる。

上の子はＯＧで部活に顔を出していた。
下の子は家に居た。
やっと家に帰ろうと思えて来た。
喫煙室に置いていける荷物があったらしい…
迷わず置き、直ぐにそこを離れた。

家に帰っても、他のメンバー同様に少しは持ち帰った。
朝から頭痛が酷く薬は効かず…
おまけに少し無理して行ったせいもあった。
タイミングが悪かった。
たまたま噛み合ってしまっただけだった。

気になっていた事が、突然に深く気になって来た。
確かめてみる。聞いてみる。話して伝えてみる。
その後、待たされた。
連絡を待つのが辛かった。
しかし、考えてみた。

「これは、当人の問題。私はまた助けたくなっている。また救いの手を伸ばそうかと迷っている。」
連絡は来ない。
連絡しようか、かなり迷う。。。
結論が出た。
「私の事じゃない。手を差し出す必要も責任もない。考えたら分かることだった。放置しておこう。」

眠りについた。
一晩が過ぎた今、頭痛はない。
流石に二度寝ってのを久々にした。
まだパジャマのままでいる。
今日は休息日。

ここに書くことで、確認作業をしている。
ここは私のそんな場所でもあるんだなぁ。
例えばサークルに一人残ったとしても、ここを必要な限りここは私の居場所だ。。。
ここに一人でも居られる。。。意味がある。。。