やっと今日ここへ来られた。
今、囚われているのは「共依存」。何をしようとしても人と関わりを持つことに恐怖感を味わっている。一緒に住む２人の娘に「卒業したら早くママから離れて暮らしたほうがお互いの為だと思う…」そう家族会議で話してしまう。
こんな状況になったのは数ヶ月前だった。離婚して３年経つのに、その間は何も考える必要はなかったにも拘らず、何と相談を受けると逆戻りしてしまった。彼には親もいるし彼女もいる。私には離婚前から愛情はなかった。娘の父親であることは認めていたが、私達は他人になっていた。それなのに、お金に困っていると相談が来たとき放って置くことが困難だった。辛い…何でなのか辛さは何処から来るのか？自分では訳が分からなかった。主治医が口を開いた。
「それが共依存なんです！」
私は、もう一度聞いた。
「もう私が見切って家を出てから３年も経った…愛情は全くないし、どうしてこんなに嫌な思いをしてるのか分からない。」
主治医は繰り返す…
「それが共依存なんです…」
やっと心で理解した。ＡＣを理解した時と似ていた。ショックだった。何とか今日辺りから落ち着いてきたように思う。
ＡＣのことに関しては「楽になりたい」その一心で本当に楽になれたのだ、また今度だって何とかなると信じて自分に言い聞かせるしかない…。

気持ちの問題は、医者でも家族でもない…ＡＣのときと同じ様に自分自身が「何とかする」しかないと感じている。