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  • from: 海砂さん

    2007年05月02日 22時11分25秒

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    日本外科学会

    病院にたっぷりとお世話になったせいか、医療関連の記事や勤務医のブログを少々読むようになりました。

    その中で、先月行われた日本外科学会の内容紹介が目にとまりました。と言いながら、私が注目したのは、欧米の内科4学会が共同で作成した新ミレニアムにおける医療プロフェッショナリズム医師憲章(2002)です。

    1患者の利益追求: 医師は、患者の利益を守ることを何よりも優先し、市場・社会・管理者からの圧力に屈してはならない。

    2患者の自律性: 医師は、患者の自己決定権を尊重し、「インフォームド・ディシジョン」が下せるように、患者を助けなければならない。

    3社会正義: 医師には、医療における不平等や差別を排除するために、積極的に活動する社会的責任がある。

    格好いいです、使命感に燃えています。欧米人の体力ならば、3交代の勤務体制ならば、1,2,3に熱心に取り組めるかもしれません。一方、私の主治医は私の8日間の手術入院中に、朝7時半に私を診察、夜は8時まで勤務、土日休み無し、4回の手術をこなしました。

    学会の最後は会長講演です。「人生には必要なものが3つある、それは夢とロマンと反省だ、今までのあり方を真摯に反省し、将来に向かって進もう」と結んだと記されていました。

    私には、日本の医師と「夢とロマン」が結びつきません。週末は疲労で顔が二倍に浮腫む主治医を見ると、どうにも夢とロマンを持った姿に映らないのです。先生って格好いいなあと思うより、先生は大変だわ…、の感情が先立つからです。

    会長が締めくくったこの言葉は、激務をこなす外科医達にどのように響いたのでしょうか。会場の反響に興味を持ちました。

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コメント: 全1件

from: yukoさん

2007年05月04日 21時19分21秒

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「Re:日本外科学会」
こんばんは。海砂さん。

2日間というもの、実家の草取りや片付けで妹と一緒に働いてきました。
そのとき、妹の舅が肺がんで2月に亡くなったときの話を聞いて感心したことです。

ドクターはいつ休んでおられるのだろうか、と疑問に思うほどだったとのこと。
いつ病院に行っても、ドクターにはよく会い、夜の8時すぎても状況を連絡してくださったり、土曜日は家族に説明してくださるという丁寧さであったとのこと。

このドクターは過労死するのではないか?と思うほど。あれ、今日は珍しくドクターがおられない、と思ったら看護士さんから「今手術中です」と言われ、手術が終わるとそのまま病室に来られて話をしてくださったこともあるとのこと。

舅がいよいよ最後の局面になると、ドクターは苦しくないようにこの方法がとれますよといった説明をしてくださり、家族の意見を聞いてくださったとのこと。

本人は生きる気が十分でした。だから死が迫っているということは言わず、ただ息苦しさが極まったので、「ちょっと眠る?」と家族から声をかけたとのこと。それに同意したため、ドクターにお願いしたと言っていました。

医師でもいろんな方がおられるでしょうが、自分が死ぬときは、こんなドクターが主治医だったらいいな、と思いました。
理想的なドクターが主治医だったのですが、でも反面、過酷な勤務に耐えておられると思います。

1患者の利益追求: 医師は、患者の利益を守ることを何よりも優先し、市場・社会・管理者からの圧力に屈してはならない。
>
> 2患者の自律性: 医師は、患者の自己決定権を尊重し、「インフォームド・ディシジョン」が下せるように、患者を助けなければならない。
>
> 3社会正義: 医師には、医療における不平等や差別を排除するために、積極的に活動する社会的責任がある。
>

本当。理想ですよね。
実は私がお世話になっている病院は患者にとって理想的なので、本当に恵まれたと思っています。
事務の方も看護士さん、ドクター、技師さん、皆様本当に丁寧ですし、心配りは十分です。
気になることがあるとき、病院へ電話すると看護士さんが出てくださいますが、それがどれほど丁寧な対応なことか。

診察で待っていると、看護士さんは随分忙しそうです。
でも、対応されるときはいつもにこやかなのです。

これは、大変。どれだけストレスがたまることだろう。
かえって心配してしまいますが、患者にとってはこれほど助かるものはありません。

看護士さんから診察までにはまだまだ時間がかかりますので、先にお食事に行かれてはいかがですか?と気配りされることもあります。
きめ細かいでしょう?


私は痛みにとても弱く、怖がりなのです。
よく針生検が痛かったといった情報をネットで見ましたが、麻酔して受けたとき、全く痛みは感じませんでした。
大きな音が聞こえますので、びっくりしないでください、とか3度しますからね、と看護士さん、ドクターから説明がありましたので、驚くこともありませんでした。
スムースに検査は受けられました。(その前の検査、細い針でとった検査も痛みはなし。とてもスムースでした)

2の患者の自己決定についても、十分でした。
よく分からないことは何でも聞いてくださいと言われました。
まだ、病気のことについてはよく分かっていませんでしたので、理解は不足していたと思いますが、初歩的な質問にもよく答えてくださったのですよ。
(病気については深刻に受け止めましたが、病院についてはラッキーだと思いました。)

>一方、私の主治医は私の8日間の手術入院中に、朝7時半に私を診察、夜は8時まで勤務、土日休み無し、4回の手術をこなしました。

この勤務体制では擦り切れてしまうのではないでしょうか。
いくら体力のある方でも苦しいでしょう。
少し余裕のある勤務体制をしいていただきたいですよね。


> 私には、日本の医師と「夢とロマン」が結びつきません。週末は疲労で顔が二倍に浮腫む主治医を見ると、どうにも夢とロマンを持った姿に映らないのです。先生って格好いいなあと思うより、先生は大変だわ…、の感情が先立つからです。
>

そうですよね。余裕がなければ理想的な対応はできないのでは?
と普通の人間は考えてしまいます。大事な仕事をされているのですから、やはり余裕のある勤務体制になるように整備されることが大事ですよね。
私も本当にそう思います。

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