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  • from: ノエルさん

    2007年06月05日 20時15分08秒

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    ASCO2007がんになったがんの専門医

    シカゴで行われている第43回米国臨床腫瘍学会(ASCO2007)のレポートで、私が興味を持った記事を紹介します。
    ずばり、がんになったがん専門医たちの話。

    まず、がんの告知に際しては、「なぜ私なの?!」と、どこにもぶつけようのない怒りの気持ちを抱いた医師がいれば、何も手がつかなくなった医師もいた、とのこと。

    →ふーん、普通の患者さんと同じ気持ちになるんですね、、、でも、ひどく取り乱して泣き出したり、卒倒したりはいないようです。告知を冷静に受け止めた医師が多いらしいです。

    んで、さっさと頭を切り替え、治療法を探る。治療内容を理解しているがん専門医は、行動へ移るのが早い。

    →病気や治療法の知識があれば、それについて迷うことがないんでしょうね。

    次に治療。放射線治療、抗がん剤治療などによる嘔吐、脱毛、倦怠感などの副作用は、大変辛かったと語った医師が多かった。

    →患者の苦しみを実感したら、「それは副作用だから仕方が無いですよ」で済まし難くなるでしょうか。そういえば、私が治療を受けた医療スタッフは、誰も私に「頑張って」と言ったことがなかったです。
    だって、私はがんになった時点から十分頑張っているわけで、これ以上に頑張ってと言われたら、う重くなって気持ちが沈んでしまう。

    治療中は皆、死を意識したことがあった。質問者が死について質問すると、ある医師は絶句し涙を流した。

    →がんのステージ、治療水準に関わらず、医師だってがんになったら、自分の死を身近に感じるんですね。がん治療は辛いから、気持ちも下向きになるし、つい最悪のことを考えてしまうのは、医師も同じなのかしらん。

    がんになった医師達を支えたのは、配偶者、子供、両親、兄弟、そして友人達。ある医師は、自らの体験から、家族の愛を学び、本当の親友の価値を知り、周囲の人の優しさに改めて気づいたと述べた。

    →普通の患者に比べ、医師は人間の死にふれる機会がずっと多い。また、治療の知識があり副作用などもたくさん見ている。だから我々よりずっと精神コントロールが効き、うまく治療を乗り切れるんじゃないかと想像していました。
    でも、この記事を読むと、医師も普通の患者と全く同じ感情の経緯を辿るんだなと思いました。

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コメント: 全3件

from: yukoさん

2007年06月12日 21時51分09秒

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「Re:Re:Re:ASCO2007がんになったがんの専門医」
ノエルさん、こんばんは。

> 私は胸のMRIは二度とゴメンです(~_~;)。うつ伏せになって40分って、地獄のようでした。目玉が飛び出しそうに痛かった!

そうなんですか!
受けたことがないので、知りませんでした。
MRIって痛いのですね。
ネットで見る体験談でもあまりに生々しいことは載っていませんね。ノエルさんのお話は大変参考になります。
それにしても40分は長すぎますよね。
>
> 以前私は、がんになった内科医や外科医の書いた本を手当たり次第に読みましたが、最近ではメンタルヘルスに興味を持ち、がんになった精神科医の本を読んでいます。
> 自分が鬱っぽくなるのをどうやって回避しようかと思い、読んではみたものの、、、精神科医の本は結構シビアに病気を見つめていて、暗くなっちゃいましたが…(~▽~;)。気が向いたら、ここへアップしますね。

ええ。また教えてくださいね。
病気に普段から慣れておられる医師が、患者という立場になると、シビアに病気を見つめることになるのも何となく分かるような気がします。
>

> > 投与前に効果測定することはできないのでしょうかね?
>
がん種・病院によっては、「抗がん剤感受性試験」を行うところもあります。しかし、まだ確立された試験とはいえず、実験段階です。

感受性検査の研究はぜひ進めて頂きたいですね。
そして、贅沢な願いですが「楽」、「効き目あり」の二つがそろった治療の開発を願っています。

>
> 放射線治療の技術が最近、また少し進みましたね。トモセラピー、マルチリーフコリメータ、イリジウム治療等など、、、こうくるとレントゲンって必要なのかって思っちゃいます。
> んで、マルチリーフコリメータの治療費を見たら、保険外治療費として75万円!(*。*)となってました。ハーセプチンの治療よりもは安くつくけど(^^;)。
>
???マルチリーフコリメーターとは?何ですか。イリジウム治療って?これは乳癌治療で用いられているんですか。あまり聞いたことがないです。
75万円??!
ハーセプチンより安い?
ハーセプチンは全額自己負担で、大変高額だと聞いています。
一回投与するのに、一体おいくらなんですか。
もし差し支えなければ教えてくださいね。

ノエルさんは、治療に必要と判断されたから、苦しくても1年間にわたるハーセプチン投与を受けられたのですよね。
大変お疲れ様でした。

yuko

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from: ノエルさん

2007年06月07日 20時20分07秒

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「Re:Re:ASCO2007がんになったがんの専門医」
yukoさん、こんにちは。

> > シカゴで行われている第43回米国臨床腫瘍学会(ASCO2007)のレポートで、
> このレポートはどうやって手に入れたのですか?

医療or製薬会社などが、それぞれASCO速報情報を出した、そのうちのどれかです(サイトを失念しました)。取り上げたレポートはひょっとしたら、後日、もう少し詳しい記事になってどこかから出されるかもしれません。

> 昔は検査も辛いのが多かったと聞きます。
>ある患者さんが検査を受ける前日に、検査を苦にして病院から飛び降り自殺をした、と母が言っておりました。
> 死を選ぶほどの苦しい検査とは?なんだったんでしょうね。

ぶるるっ(*。*)、、、昔の胃カメラは、飲むのが大変だったと聞いていますが、そんなもんじゃないでしょうね。血管造影も12時間動けない、頭の造影なんか目から火花が飛ぶようだとか、聞いたことはあるけれど…。興味津々です。全身麻酔して手術ってのより苦しいわけですよね(~_~)。

私は胸のMRIは二度とゴメンです(~_~;)。うつ伏せになって40分って、地獄のようでした。目玉が飛び出しそうに痛かった!
一番辛かったのは、痒かったこと!! 一旦、足が痒いと思うと、その痒みがグングン強くなり、いてもたってもいられなくなっちゃって…。何度、非常ボタンを押そうかと思ったことやら。気が狂いそうになっちゃいました。

> そのころは緩和治療の考えもなかった。祖父は末期癌で、七転八倒するほどの苦痛があったのですが、モルヒネは命を縮めるとの理由により制限されていたとのこと。
> 今は痛みへの考え方が変わってきており、安心しますね。

ホント、変わりましたよね。モルヒネは麻薬だから中毒になる、とされた時期もあったように思います。
痛みの緩和により余命が延びたという話などが、次々と公開される今日です。科学の進歩だけではなく、メンタルヘルスに関する分野も合わせて考えたいところです。

以前私は、がんになった内科医や外科医の書いた本を手当たり次第に読みましたが、最近ではメンタルヘルスに興味を持ち、がんになった精神科医の本を読んでいます。
自分が鬱っぽくなるのをどうやって回避しようかと思い、読んではみたものの、、、精神科医の本は結構シビアに病気を見つめていて、暗くなっちゃいましたが…(~▽~;)。気が向いたら、ここへアップしますね。

> 今後は抗がん剤が楽になったらと期待します。
> 投与前に効果測定することはできないのでしょうかね?
> どうも言葉は悪いですが博打のような気がしてならないのです。

一般に、乳がんは抗がん剤の効きやすいがんだそうですが、肺癌なんぞ、10〜15%の効きの低いがんとのこと。博打の感は歪めないでしょう。がん種・病院によっては、「抗がん剤感受性試験」を行うところもあります。しかし、まだ確立された試験とはいえず、実験段階です。

放射線治療の技術が最近、また少し進みましたね。トモセラピー、マルチリーフコリメータ、イリジウム治療等など、、、こうくるとレントゲンって必要なのかって思っちゃいます。
んで、マルチリーフコリメータの治療費を見たら、保険外治療費として75万円!(*。*)となってました。ハーセプチンの治療よりもは安くつくけど(^^;)。

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from: yukoさん

2007年06月06日 03時20分05秒

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「Re:ASCO2007がんになったがんの専門医」
こんばんは。ノエルさん。

> シカゴで行われている第43回米国臨床腫瘍学会(ASCO2007)のレポートで、私が興味を持った記事を紹介します。
> ずばり、がんになったがん専門医たちの話。

ふーん。興味深い話ですね。
このレポートはどうやって手に入れたのですか?
>
> まず、がんの告知に際しては、「なぜ私なの?!」と、どこにもぶつけようのない怒りの気持ちを抱いた医師がいれば、何も手がつかなくなった医師もいた、とのこと。
> > →ふーん、普通の患者さんと同じ気持ちになるんですね、、、

そうなんだ。癌だと分かった時に味わう感情は誰であっても同じですね。
初めの受けとめ方は同じ。
そこからの展開が素人とはちょっと違うでしょう。
治療法の選択までの時間は、素人と違って速いことでしょう。

> んで、さっさと頭を切り替え、治療法を探る。治療内容を理解しているがん専門医は、行動へ移るのが早い。

うん。そうでしょう。予想通りです。

> 次に治療。放射線治療、抗がん剤治療などによる嘔吐、脱毛、倦怠感などの副作用は、大変辛かったと語った医師が多かった。
>そういえば、私が治療を受けた医療スタッフは、誰も私に「頑張って」と言ったことがなかったです。

それは患者の気持ちへの理解が深い対応だと思います。
患者の気持ちへのアプローチがされてきているのだと思います。
医療者側が副作用の辛さを経験し、理解するから変わってきたのでしょう。

昔は検査も辛いのが多かったと聞きます。
祖父が入院していた大阪の病院であったことですが、ある患者さんが検査を受ける前日に、検査を苦にして病院から飛び降り自殺をした、と母が言っておりました。
今からはるか昔の40年前のことですが。
死を選ぶほどの苦しい検査とは?なんだったんでしょうね。

そのころは緩和治療の考えもなかった。祖父は末期癌で、七転八倒するほどの苦痛があったのですが、モルヒネは命を縮めるとの理由により制限されていたとのこと。

怖い話でしょう?
今は痛みへの考え方が変わってきており、安心しますね。

ノエルさんの紹介されたレポートからは、医師が患者になったときの経験から学び、それを患者への治療に生かそうとする試みがあるのだな、と読み取れます。

単純なようですが、こういう姿勢が医療を変えてきたように感じます。誰でも苦痛な検査はいやですし、副作用の強い治療は受けたくない。
検査は随分楽になってきていると皆言います。

今後は抗がん剤が楽になったらと期待します。
投与前に効果測定することはできないのでしょうかね?
どうも言葉は悪いですが博打のような気がしてならないのです。

ホルモン治療は受容体がある人だけ受けるでしょう?
それほど単純にはいかないでしょうが、抗がん剤も受ける前に何があうのかなど調べることはできないものかな?と感じますね。

それではまた。
yuko

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