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from: ノエルさん
2007年07月10日 20時42分27秒
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第49回日本老年医学会学術集会
考えさせられる記事を読んじゃいました(- -)。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200707/503721.html
[引用開始]
「高齢者の半分は在宅死を希望せず 東北大グループの高齢者調査で明らかに」
高齢者が最期に看取ってもらいたい場所として在宅を希望する人は半分にすぎず、女性の場合は特に他人に迷惑をかけたくないという意識が高く、病院死を希望するケースが多かった。これは、東北大病院老年科の山崎都氏、同院助教の海老原覚氏らが行った調査で、第49回日本老年医学会学術集会で報告した。
調査は2006年11月から2007年4月にかけて、宮城県南部の農村部と神奈川県都市部に住む70歳以上の高齢者を対象に、看取りを希望する場所とその背景因子(同居家族構成、既往歴、心身の自立度など)について、アンケートを実施。男性150人(平均年齢75.9歳)、女性136人(78.2歳)、計286人から回答を得た。
その結果、看取りの場所として自宅を希望したのは50%と最も多く、病院33.6%、施設5.2%と続いた。宮城県南部の農村部では、同居している家族は神奈川県都市部に比べ多く、2世帯、3世帯が多かった。ただし、看取りの場所の希望は、同居家族数や年代によって有意差はなく、男女別では、男性の60%弱が在宅死を希望したのに対し、女性は在宅死と病院死を希望する割合は共に40%程度だった。
また、「あなたにとって死に臨んだ時に大切なことは何ですか」という質問に対しては(2つ選択)、男女とも110人前後が安楽に(苦痛なく)死ぬこと」を選択したものの、次いで多かったのは、男性では「家で死ぬこと」(77人)、女性では「家族や友人に迷惑をかけないこと」(58人)で、男女の価値観・死生観の違いが浮き彫りになった。特に女性では、他人に迷惑をかけたくないという価値観を持つ人が、有意に病院死を希望していた。
今回の調査では、心身ともに自立度が高い人ほど病院死を希望していたが、その傾向も女性で強く、逆に男性の多くが配偶者に心身ともに依存している実態も明らかになった。
男女とも、回答者の8割以上はADLが自立していたが、男性では5割弱が家事は行っていなかったのに対し、女性では7割弱が家のことはすべて自分でこなしていた。また、介護が必要になった場合には、男性の7割以上が配偶者に介護してほしいと答え、女性では娘、嫁、病院、配偶者と様々だった。
発表した山崎氏は、「在宅死、病院死などを希望する背景には個人の価値観や心身の依存度・自立度があると思うが、特に性差も考慮する必要がある」と指摘。また、「2006年の診療報酬改定で、厚生労働省は在宅医療を推し進めようとしたが、実際に在宅死を望んでいる高齢者は半分にすぎず、実態に即していない面がある。高齢者の終末期においては在宅医療以外の選択肢も考えるべきで、今後、さらなる実態調査が必要だ」と話している。
[引用終わり]
がんを患った者としては、苦痛なく死ぬことが一番重要に思います。
だから、死に場所は病院を希望します。麻薬を上手に使ってもらい、恐怖心無く、ふわぁっと霊山へ旅立ちたい。他人へ迷惑をかけたくない、という気持ちは二の次です、私の場合(^^;)。
調査結果から女性は、「他人へ迷惑をかけたくない」価値観を強調しているように見えますが、、、う〜ん、ちょっと建前が入っているんじゃないかと思いました。
「配偶者はあまり役に立たない、だから病院の方がマシだわ」が本音では?
自宅で死にたい男性が、都市・田舎を問わず多いっていうのは面白かったです。男性の方が外で働き、女性に比べ自宅にいる時間が短いと想像しますが、自宅やら家族やらにそれだけ愛着があるってことでしょうか?
‘介護が必要になった場合には、男性の7割以上が配偶者に介護してほしいと答え、女性では娘、嫁、病院、配偶者と様々だった’も、とっても意味深です。
自分が介護を必要とした場合、異性にオムツ交換されるのは絶対イヤ!な私は、この結果を読むと、男性は異性にオムツ交換されるのは絶対イヤ!って思わないんだ(*。*;)、となります。
調査の対象となった70歳以上の方々は、「男は仕事、女は家庭」の概念にどっぷり浸かった世代でしょう。そして山崎氏は、‘心身ともに自立度が高い人ほど病院死を希望していたが、その傾向も女性で強く、逆に男性の多くが配偶者に心身ともに依存している実態も明らかになった’と考察しました。
とても不思議な感じがします。
外で仕事を頑張ってきた男性の少なからずが、配偶者に心身ともに依存するってことですか??
う〜むむ、、、この考察を読むと、男性も色々と大変だったのねと思いました。
なお、私の意見に異論・反論のある方は、書き込みをどうぞ(^0^)/。
もちろん、受けて立ちませんが…(^▽^)“>。-
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コメント: 全6件
from: ノエルさん
2007年07月13日 19時11分54秒
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「Re:Re:第49回日本老年医学会学術集会」
Yukoさん、こんにちは。
> > 自分が介護を必要とした場合、異性にオムツ交換されるのは絶対イヤ!な私は、この結果を読むと、男性は異性にオムツ交換されるのは絶対イヤ!って思わないんだ(*。*;)、となります。
> 一般的にそのようですよ。看護士さんもそうおっしゃっていました。
> 男性はすぐに音をあげる。
> オムツにするのをいやがらない人が多いとのこと。
ひょぉっええ〜〜!(*。*) 私はオムツをするってのに、すぐに音をあげそうです(T。T)。昔、足の手術で入院した時、ベッドで排便しろって言われて、一週間我慢しちゃったもんね(^^;)。ポータブルトイレも、もちろんnoでした。
> 癌による死亡でした。
> 痛みはなかったのですが、しんどさは訴えていました。
> 横でついていると、人は楽には死ねないというのが実感です。
自分も癌になってしまったので、このyukoさんの実感は心に留めておきます。と同時に、緩和ケア体制がもっと整うまでは生きていたいです。やっぱり苦しんで死ぬのは恐怖です。
> > 外で仕事を頑張ってきた男性の少なからずが、配偶者に心身ともに依存するってことですか??
>
> そう。殆どそうではないでしょうか。
> 私のまわりの男性たちは、体調不調になると妻への依存が激しい方々ばかりですよ。
私がよく耳にするのは、夫は風邪を引くと、大して熱も無いのにさっさと寝込む。もちろん、何もしない、妻に全部やってもらう。妻は夫のことを、大袈裟だなって思っている。
んで、妻が風邪による高熱でフラフラしている時でも、夫は「俺の飯は?」って事も無げに言う。夫は妻のことを、体が頑丈だからって思っている。
です。。。ここら辺に妻に依存したい深層心理があるのか?(^0^)。
> 自宅での家族の介護は大体は女性が担いますので、女性はその大変さを知っているわけです。
> だから病院での最後をと願う人も多くいるでしょうね。
> 介護をする人への思いやりだと思います。
実の親の介護をした人達に話をきくと、最初は純粋に親に精一杯のことをしようと、使命感に燃え意欲的に介護を始める。んが、あまりの大変さに気持ちが荒れてくる。最後は疲れ果て、エンドレスな介護生活に希望を失い、親を憎いと思うようになる。
こんな経緯を辿った人達が多かったです。介護期間を2年間が限度だ、と言った人が多かったのが印象的でした。介護される方も、実の子供達に恨まれて死んでいくってのは、居たたまれないですよね。
> ペットのお墓もあるんでしょうかね?
> それも人間様なみに一坪あたりの単価が高かったりして。。
もちろん、ペット用のお墓もありましたよ。コインロッカーみたくなっていましたが。費用も人間様並みにピンキリでした(^^;)。で、大都市はロッカー代がン十万円!
> むしむしした環境って、健康に良くないような気がしますね。
> エアコン修理はお願いすべきでしょう。ノエルさん。
お願いしたいけど、ワンコが死んだら葬式代が優先になるんじゃないかと想像しています。Yukoさん。このまま災害にならぬ程度に雨が降り続き、涼しいままであってほしいと願っております(T*T)。
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from: yukoさん
2007年07月12日 21時56分13秒
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「Re:Re:第49回日本老年医学会学術集会」
海砂さん。こんばんは。
>
> 以前、‘妻の不満’を特集したあるラジオ番組を思い出しました。私が印象に残った妻の不満は;
> 家を建てることを目標に、家計をやり繰りし家族のために精一杯頑張ってきた私。3人の子育て、夫の両親の介護。そんな私に夫は家のためにパートもして欲しいと…。
ある時私が壁にフックを付けようとすると、夫が息せき切って走って私の手を払い、顔を真っ赤にして怒鳴った。
> 「これは俺の家だ、釘一本打ち付けることは許さんっ」
>
そうですか。
妻の協力は何も評価されないのですね。
これは大きなつけとなって、あとで響きますよ。
外へ働きに行く人だけで家庭経営をしているのではありませんよね。家事をする人が支えてくれるからこそ仕事にも行けるわけですけど。
このような扱いをされた妻からの後々のしっぺ返しは大きいんじゃないかなあと人事ながら心配しますね。
yuko
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from: ノエルさん
2007年07月12日 21時33分33秒
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「Re:Re:第49回日本老年医学会学術集会」
海砂さん、こんばんは。私も海砂さんの書き込みに考えさせられました。
>「これは俺の家だ、釘一本打ち付けることは許さんっ」
うーむむ、こういう夫のキャラクターだと、自宅で配偶者に看取ってほしいと強く希望するんでしょうか。
で、妻に精神的に依存できるものなんでしょうかしらね??
依存というより、
「俺様を看取って当然だろう、誰が養ってやったと思ってるんだっ」
っていう気分じゃないかと想像します(^^;)。夫は妻を、経済的に俺様にべったり依存している存在に見ているのだと思います。
他人からは、依存する・される関係に見えても、本人同士がそれを信頼関係と捉えていれば問題ないと思います。んが、そこには愛が必要ですよね。
例えば私がこの妻であったのなら、経済的に夫に頼らざる負えない状況下であったのなら、そしてこの俺様台詞を吐かれたのなら、へそくりを始めますね。壷にへそくりを貯め、庭に埋めておきます。
そして夫が自宅で寝付いた時、彼の目の前で壷を掘り出し、あっかんべぇをしてとっとと家出します。
うわぁ、これはシニカルを完全に通り越しちゃったか(^^;)。
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from: yukoさん
2007年07月12日 00時17分47秒
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「Re:第49回日本老年医学会学術集会」
> ‘介護が必要になった場合には、男性の7割以上が配偶者に介護してほしいと答え、女性では娘、嫁、病院、配偶者と様々だった’も、とっても意味深です。
> 自分が介護を必要とした場合、異性にオムツ交換されるのは絶対イヤ!な私は、この結果を読むと、男性は異性にオムツ交換されるのは絶対イヤ!って思わないんだ(*。*;)、となります。
一般的にそのようですよ。
母が入院したときに、看護士さんもそうおっしゃっていました。
男性はすぐに音をあげる。
オムツにするのをいやがらない人が多いとのこと。
最後の入院時には、私の母はふらふらで、はあはあ息切れしながらも、介添えを受けてトイレに行きました。
ベッドの横にポータブルトイレを置きましょうかという看護士さんの提案にも断っていました。結局亡くなるまで、一度もポータブルトイレを使うことなく、オムツをすることもありませんでした。
癌による死亡でした。
痛みはなかったのですが、しんどさは訴えていました。
横でついていると、人は楽には死ねないというのが実感です。
> 外で仕事を頑張ってきた男性の少なからずが、配偶者に心身ともに依存するってことですか??
そう。殆どそうではないでしょうか。
私のまわりの男性たちは、体調不調になると妻への依存が激しい方々ばかりですよ。
それに反して妻の方は、独立心旺盛です。
主人の世話で悟ったこと。
それは、こんな大変なことは家族にさせられない、私のときは病院でお世話になりたい、といったことだと思います。
自宅での家族の介護は大体は女性が担いますので、女性はその大変さを知っているわけです。
だから病院での最後をと願う人も多くいるでしょうね。
介護をする人への思いやりだと思います。
yuko
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from: 海砂さん
2007年07月11日 20時17分23秒
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「Re:第49回日本老年医学会学術集会」
ノエルさん、こんばんは。私も考えさせられました。
>自宅で死にたい男性が、都市・田舎を問わず多いっていうのは面白かったです。男性の方が外で働き、女性に比べ自宅にいる時間が短いと想像しますが、自宅やら家族やらにそれだけ愛着があるってことでしょうか?
以前、‘妻の不満’を特集したあるラジオ番組を思い出しました。私が印象に残った妻の不満は;
家を建てることを目標に、家計をやり繰りし家族のために精一杯頑張ってきた私。3人の子育て、夫の両親の介護。そんな私に夫は家のためにパートもして欲しいと…。
夫は家庭では苦虫を噛み潰したような顔をし寝転んでばかりで子供と遊ぼうともしなかったが、新しい家について何かと家族に話し掛けるようになってきた。家を建てたら少しは気も変わるだろうかと思い直し、私も何とかパートもこなし体に鞭打って頑張った。そしてめでたく家を新築した。
しばらくは夫もご機嫌で、次は見合った家具を買う目標を新たにし、夫婦の仲も少しは持ち直したかに見えた。しかし、ある時私が壁にフックを付けようとすると、夫が息せき切って走って私の手を払い、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「これは俺の家だ、釘一本打ち付けることは許さんっ」
ノエルさんの文章が何となくシニカルに読めたので、私もシニカルに書いてみました(笑)。
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from: ノエルさん
2007年07月13日 19時37分03秒
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「Re:Re:Re:第49回日本老年医学会学術集会」
海砂さん、yukoさん、こんばんは。
> ある時私が壁にフックを付けようとすると、夫が息せき切って走って私の手を払い、顔を真っ赤にして怒鳴った。
> > 「これは俺の家だ、釘一本打ち付けることは許さんっ」
> >
> そうですか。
> 妻の協力は何も評価されないのですね。
> これは大きなつけとなって、あとで響きますよ。
>
> 外へ働きに行く人だけで家庭経営をしているのではありませんよね。家事をする人が支えてくれるからこそ仕事にも行けるわけですけど。
私は一時に一つのことしかできない一点集中型なので、家事仕事がとても苦手です。家事って、時間が細切れに必要だし、料理と掃除など、同時並行でやるタスクが多い。しかも長時間労働です。一日中、何か仕事をしている感じがして、オンとオフがはっきりしないのがイヤ。
外で働く方が仕事に集中できて、自分には都合が良いです。だから、家事をこなす人はとっても尊敬しちゃいます。
> このような扱いをされた妻からの後々のしっぺ返しは大きいんじゃないかなあと人事ながら心配しますね。
ふっふ、yukoさん、私は売られた喧嘩は倍の値段で買う性格なので、しっぺ返しというより、バズーカ砲を撃ちこんじゃいそうです。あ、もちろん、愛はない、という前提の元にでの想像ですが…(^。^;)。
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