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from: ノエルさん
2007年08月23日 20時25分23秒
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美人薄命
先日、ファッションモデルの山口小夜子さんが肺炎でお亡くなりになりました。長らく世界のトップモデルとして君臨し、その独特の雰囲気で、特に西洋人の人気を独占した時代があります。
生前のインタビューで、彼女はずっと髪型と目のメイクを変えないことにこだわりを持っているとおっしゃっていました。
モデルデビューした頃は、できるだけ目を大きくパッチリと見せるメイク、ふわふわの明るい巻き毛、いわゆる西洋的な風貌を要求されたものだが、黒髪のおかっぱが私です、と、断固拒否し続けたそうです。そこから‘小夜子風’という言葉まで生まれました。
彼女は常に新しかった。
トレードマークの髪型とアイメイクは、時代を先取りし、微妙に変化していました。新たな発想を小夜子風に取り入れる、とでもいいましょうか…。
申し遅れましたが、私の本業は漫画家です。ある時点で画風を変える漫画家は多いでしょう。ファッション界と同じく、新たな展開をするためには必要な作業でもあります。
画風を変えるのは勇気のいることです。失敗すると、途端に人気の落ちるリスクがあります。
流行を作るというのは、そういう作業です
猫の目のように要求が変わる、新人がわんさか現れては消える業界に身を置くと、自分の独特のスタイルを保ちつつ、斬新なアイディアを産みだすのがどんなことなのか、次第に混乱してきます。
どこかで自分の殻を脱ぎ捨てる。その一方で、独創性は維持したまま、、、
この相反する作業に行き詰ると、クリエイティブ系の仕事は長続きしないでしょうね。
山口小夜子さんは、私のオピニオンリーダーです。
できれば、もっと年を重ねた美しさも見てみたかった、、、ご冥福をお祈りいたします。-
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