新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

乳がん患者のサロン

乳がん患者のサロン>掲示板

公開 メンバー数:15人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 海砂さん

    2007年09月01日 14時40分40秒

    icon

    奈良県立医科大学HP

    数日前に奈良県橿原市で、妊婦(38)が病院をたらいまわしにされ、死産したとの報道がありました。最初に‘受け入れを拒否した’と言われた奈良県立医科大学がHPでその件につき公式発表をしましたが、以後マスコミの論調が少し変わってきたように思います。
    奈良県立医科大学のHP
    事件当時の医科大学の様子 http://www.naramed-u.ac.jp/~gyne/2007.08.28.html

    この公式発表を読む限り、当日の深夜に緊急手術、近くの開業医からの大量出血の搬送依頼、自院の妊婦の入院と、病院にいた産科医2人は手一杯の様子に見えます。

    救急車に乗ったら救急病院へ搬送してもらえて処置も迅速に行ってもらえる、と私は思いこんでいましたので、たらいまわしにされて診てもらえないという現状はショッキングでした。しかし一点引っかかったことがあります。妊娠してなぜ産科検診を受けていなかったのだろうと。産科医から見ても「知らない」妊婦を突然処置するのは大変難しいそうです。

    ネットで調べるうちにこの妊婦さんは深夜の2時にスーパーで買い物中に腹痛を訴え、救急隊には38歳を36歳といい妊娠7ヶ月を3ヶ月と自己申告したようです。経産婦で正常分娩を経験した方だったら、かかりつけも検診もしばらくはいいかな…と思ったのかもしれません。しかし、7ヶ月で母子手帳の交付も受けていないというのは、これから赤ん坊を産んで育てるという長い道のりに対してどうか?と、個人的には気になってしまいます。経済的に医療費を払うのが困難な状況ならば、そもそも妊娠をしようとは考えませんし。自然と妊娠したはずはないのです。産めない状況なのに妊娠してしまったのなら、生れてくる子供のために役所に行って相談するぐらいの分別のある年齢だとも思うのです。

    黙々と仕事をこなす医師がこの世には大勢いらっしゃることを、マスコミより我々‘患者’と呼ばれる者の方が実感しているでしょう。机上で記事を書くだけでは患者たちにも黙々と無視されてしまいますよ。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 3
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全3件

from: ノエルさん

2007年09月04日 20時28分47秒

icon

「Re:Re:Re:奈良県立医科大学HP」
昨日の滋賀県の産科医募集の記事を読むと、奈良県に住む妊婦さんで越境出産を目指す人は、一体どこで出産をすればよいのか?!と、考えてしまいますね。出産難民の出現が危ぶまれます。

私は奈良県の産科医が今年の4月で72人、これって少ないなあと思ったのですが、厚生労働省の調べによると、全国の産婦人科医は2004年で約10600人。ある産科医のブログによると2006年は7873人まで減少となっていました。
んじゃ、奈良県は多い方じゃん!?

また、日本産科婦人科学会によると、1993年に全国で約4200カ所あった出産を扱う施設が、2005年には約3000カ所に減少。

根本的な問題は、ここら辺にあるんでしょうかね。奈良県立医大の産科医の勤務状況を読んでも、その勤務体制はすごーく過酷だし、一方、医療過誤での訴訟リスクも高いですよね。産科医の先生方がやる気をなくさなければよいのですが・・・(-_-)。

「正常な状態で産まれてきて当たり前」って考えは傲慢です。医者は神じゃないし。
自分の体+胎児は自分で守るしかないと思います。

平安時代の女性の死亡原因第一位は出産でした。以来、戦後しばらくまでは出産が原因死って、やはり高かったといいます。
一昔前(現在70歳ぐらい以上の女性)の感覚では、30歳を超えた出産は地獄を見るようだった、だそうです。
35歳ぐらいを境に、卵巣にある卵子の状況はずいぶんと変わる。具体的には卵子が腐る、遺伝子に傷がつきやすくなるとか。
現在は妊娠すると検診により、妊娠の状況や胎児の様子がある程度わかるため、流産・死産は著しく減少した。

以上は私が大学の授業で聞いた話です。出産を考えるのなら、子育て環境だけではなく、自身のコンディションもよくよく考えて覚悟を決めなくっちゃ。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト

from: 海砂さん

2007年09月03日 19時31分00秒

icon

「Re:Re:奈良県立医科大学HP」
ノエルさん、こんばんは。
私も産科医のブログをいくつか読みました。医者の立場からは流産・死産は常に起こりえるリスクであり、検診により前もって何らかの対応が可能な場合もある、とのニュアンスがやはりいくつかありました。「日本の流産・死産率が低いのは、技術と医療関係者の努力により支えられていることをお忘れなく」のコメントが印象的でした。悲しかったのは、「もうイヤ、やっていられない、私は飛び込みさんは診たくない」と綴られたある産科医のブログです。

医療訴訟が増加する現在です。飛び込み妊婦さんを善意で処置しあげくの死産となれば、即、医療訴訟へと感情が向うことも考慮しなくてはならいのが医師の現状ではないでしょうか。

この事件の最初の報道では‘奈良県立医大のベッドは空いていたのに救急隊の要請を断った’でした。しかし現状は‘ベッドは空いていたが医師があいていなかった’ですよね。マスコミはその事実をうやむやに報道し、結果として騒ぎが大きくなりました。というか騒ぎ立てるのがマスコミなのかもしれませんが。

ブログなどでもわかりますが、医師側からの反論が上がり続ける中、マスコミもその点を踏まえたのか軌道修正を始めているようにも見えます。特に病院側に批判的だったある新聞社が後日こんな記事を掲載しました。初発の記事の姿勢とあまりにも見解が異なり、よほど医療関係者側からの反論が多く寄せられたのではないかと想像してしまいました。


医師募集を延長 産科・小児科の応募なく  
 http://www.sankei.co.jp/chiho/shiga/070902/shg070902001.htm

 医師不足解消のために県は、産科医と小児科医の募集をしていたが、8月末に設定していた期限まで応募が0件だったため、新たに2カ月募集期間を延長することに決めた。
 県では県内の産科や小児科医の医師不足の解消を狙い、医師免許取得5年以上経過している60歳以下の産科医と小児科医をそれぞれ1人ずつ応募している。「地域医療研究資金」として500万円を貸し、県が指定する公立病院での2年間の勤務で返済を免除するほか、県職員としての身分も保障するなど勧誘策も設けて7月から募集していたが、8月31日まで応募がなく、期限を10月末まで延長することにした。
 県内では彦根市立病院や近江八幡市総合医療センターなど地域の中核病院が分娩の取り扱いを中止するなど、産科医が不足している。(2007/09/02 03:27)

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト

from: ノエルさん

2007年09月02日 13時01分02秒

icon

「Re:奈良県立医科大学HP」
海砂さん、こんにちは。
奈良県立医科大学のHP読みました。また、他の病院などに勤務する産科医のブログもいくつか読んだのですが、多かれ少なかれ、病院の産科医の仕事内容は似たようなもの、大変な激務になってしまっているといのが私の感想です。

海砂さんが気になった妊婦本人については、産科医のブログでも残念ながら似たような妊婦さんは結構いるとのこと。‘訳あり’妊婦さんとか‘飛び込み’妊婦さんと呼ばれていましたっけ。

私個人はこういった飛び込み妊婦さんでも、救急車を呼んだら迅速に処置してもらえる世の中であってほしいと願います。んが、その一方で、じゃあ飛び込みさんを処置している間に、きちんと定期健診しかかりつけである医師の元へ来たつもりが、飛び込みさんのためにベッドが塞がってしまったとしたら…! これは大変理不尽でしょう。

正直者がバカを見る。んじゃ、私だってこれからはそうするもんね。
って私が妊婦なら、怒りに燃えて決意するかもしれません(^^;)A

新聞によると、奈良県内の産科医の実数が、今年4月現在でわずか72人。前年よりさらに3人減少していたことが先月末にわかったそうな。

これじゃ県境越えて他県で出産する妊婦も多数いるんでしょうね。たった72人とは(*0*)! 飛び込み出産は暗黙のルール違反かもしれませんが、ルールを守ろうとする妊婦さんだってたらい回しにされる可能性は決して低くない人数に感じました。

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト